台風10号、お盆休みの日本を直撃か⁉

台風10号が、8月10日(土)15時の時点で、小笠原近海で大型で強い台風にまで発達しています。今後、あまりスピードを上げずに勢力を保ちながら北西方向に進み西日本に近付き、週の半ばごろに九州から紀伊半島にかけてのどこかに上陸する恐れがあります。予報円がまだ大きく、進路は定まっていませんが、お盆休みの日本列島に大きな影響を与えそうです。また、台風の動きが遅い状態が続けば、台風の影響が長引くことも懸念されます。

週間天気【8月12日(月)～17日(土)】

12日(月)は晴れる所が多いですが、西日本から東日本の太平洋沿岸は台風の影響でしけてきます。また、台風の接近とともに日本海の海上も荒れてくるでしょう。今週は、うねりを伴った高波に警戒が必要です。そして、13日(火)になると西日本から天気は下り坂に向かい、15日(木)をピークに16日(金)にかけて全国的に天気が崩れるでしょう。西日本を中心に大雨、暴風に厳重に警戒して下さい。また、台風の進路次第では、東日本にも大きな影響がでることが考えられます。天気は台風の進路次第で大きく変わりますので最新の情報を確認するようにして下さい。北日本も週の後半は風が強まり荒れた天気となる恐れがあるでしょう。また、お盆期間中の交通機関に乱れが生じることが考えられますので今後の情報に注意して下さい。

気温は平年より高く、晴れれば最高気温が35℃を超える猛暑日となり、雨が降っても最高気温は30℃以上の真夏日となる見込みです。東北から南では、朝晩も気温が下がらず熱帯夜が続き、今週も酷な暑さとなりそうです。台風の備えだけでなく、熱中症対策もしっかりとしましょう。