気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】台風の被災地で再び大雨の恐れ

 

◆天気のポイント【10月21日(月)~10月26日(土)】
・21日(月)は奄美などで荒れた天気
・22日(火)は東海や関東などで大雨の恐れ
・24日(木)頃は小笠原諸島で大荒れ

 

週間天気【10月21日(月)~10月26日(土)】

週明け21日(月)は、強い台風20号の影響で沖縄や奄美は初め風が強く、海上はしけるため警戒が必要です。また奄美を中心に午前中まで雷を伴った激しい雨が降るため、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害などに注意して下さい。
西日本や東日本は日本海側を中心に晴れ間がでますが、太平洋側は前線や湿った空気の影響で次第に雨が降りだす見込みです。北日本は高気圧に覆われおおむね晴れるでしょう。
 
22日(火)は、台風20号から変わる低気圧が前線を伴いながら本州の南海上を進みます。非常に暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発となり、東海や関東などを中心に発達した雨雲がかかって大雨になる恐れがあります。特に台風19号の被災地では最新の情報に注意するようにして下さい。
 
23日(水)以降も、本州付近には湿った空気の流れ込みやすい状態が続きます。西日本や北日本を中心に晴れ間のでる日もありますが、雲の広がる日が多いでしょう。24日(木)~25日(金)にかけては西日本や東日本の太平洋側の沿岸部を中心に雨の降る所もある見込みです。
 
また、19日(土)の夜に発生した台風21号は24日(木)頃に小笠原近海を進む見込みです。小笠原諸島では大荒れとなる恐れがあるため、今後の情報に注意して下さい。
 

 
最高気温は平年並みか平年より高い日が多いでしょう。西日本では25℃以上の夏日になるような汗ばむ日もあり、北海道でも20℃近くまで上がる日もある見込みです。
今週は、この時期としては高めの気温になるでしょう。