◆天気のポイント【2月15日(月)～21日(日)】
・春の嵐から冬の嵐へ。15日(月)は大雨・暴風・高波に、16日(火)以降は大雪・暴風雪・高波に警戒を。最新の気象情報の他、交通情報も確認して無理のない行動を。
・寒暖の差が大きな1週間に。週の半ばは真冬の寒さ。防寒対策をしっかりと。

週間天気【2月15日(月)～21日(日)】

15日(月)は、日本海と日本の南岸の低気圧がともに発達しながら日本列島を挟むように通過するでしょう。全国的に天気が崩れ、雨が降る見込みです。太平洋沿岸では本降りの雨となる所もあるでしょう。上空の気温が高いため、北海道も含めて北日本でも雨になる所が多くなりそうです。雪融けによる低い土地の浸水や土砂災害、雪崩に注意が必要です。

16日(火)になると低気圧は非常に発達した状態で北海道の北東の海上に達します。その後は徐々に冬型の気圧配置に変わるでしょう。週の初めの2日間は、全国的に風が強まり荒れた天気となる見込みです。交通機関に影響がでる恐れがあるほどの暴風や猛吹雪となりますので最新の気象情報とともに交通情報も確認するようにしましょう。高波にも気を付けて下さい。

17日(水)～18日(木)も冬型の気圧配置が続きます。西日本の上空にも大雪をもたらす目安となる強い寒気が流れ込む見込みです。北日本から西日本にかけて、日本海側を中心に雪が降り、西日本でも積雪となる可能性があります。寒気の流れ込みが強いため太平洋側でも雪の降る所があるでしょう。大雪による交通障害や路面凍結に注意して下さい。
19日(金)は西日本の日本海側の雪の峠は越えますが、北陸から北の日本海側では冬型が続く見込みです。20日(土)以降、冬型は緩むでしょう。

今週は寒暖の差が大きな1週間となります。強い寒気が南下する17日(水)～18日(木)は東日本や西日本でも5℃前後の所があり真冬の寒さが戻ってくるでしょう。春のような暖かさに少し慣れてしまった体には堪える寒さとなりそうです。防寒対策をしっかりして下さい。週末は再び平年より高くなり、春を思わせるような陽気となります。服装選びに失敗することのないよう毎日の天気予報を確認しましょう。