◆天気のポイント【7月12日(月)～18日(日)】
・九州南部に続いて、他の地方も梅雨明けの気配。
・晴れ間がでても、急に降りだす激しい雨に注意。
・真夏日・熱帯夜が続く所も…。熱中症対策をしっかりと。

週間天気【7月12日(月)～18日(日)】

本州付近に停滞している梅雨前線や上空の寒気の影響で、12日(月)まで雷を伴った非常に激しい雨の降る所がある見込みです。低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒してください。その後、梅雨前線の活動は弱まり、太平洋高気圧が勢力を強める見込みです。九州北部より東の地方も13日(火)～15日(木)ごろを目安に続々と梅雨明けするかもしれません。各地方とも平年より早めの梅雨明けの可能性があるでしょう。
ただし、上空に寒気が流れ込みやすい状況は続くため大気の状態は不安定です。晴れ間もでますが雲が広がりやすく、急に激しい雨が降りだし落雷が発生する恐れがあります。折り畳み傘をお守りにして持ち歩くとよいでしょう。空が暗くなる・冷たい風が吹きだす・雷鳴が聞こえるなどの積乱雲が近付く前兆があり、身の危険を感じたときには頑丈な建物の中など安全な場所に避難するようにしてください。


今週も気温と湿度が高く、蒸し暑いでしょう。沖縄だけでなく、西日本でも真夏日・熱帯夜が続く所が多くなる見込みです。東日本でも30℃前後まで上がる日が続き、北日本でも真夏日になる日があり暑さが厳しいでしょう。こまめな水分補給の他、屋外では帽子や日傘などで日差しをよけ、無理な運動を控えるようにして下さい。また、室内にいるときの熱中症対策も必要です。夜眠る前に水分を補給し、部屋の中をエアコンや扇風機で涼しくするなどして熱中症にかからないような環境を作るようにしましょう。