気象トピックス・コラム
気象トピック
なぜ6月を「水無月(みなづき)」と言うのか?

 
今年も、いよいよ6月に入りました。ついこの間、年が明けたような気がしていましたが、私自身、トシを取るにつれ(今年46歳になります)、毎年毎年、月日の経つのが本当に早く感じられます。

既に沖縄、奄美地方は梅雨入りしており、その他の各地も、いよいよ本格的な雨の季節がやってきます。

ところで、1年のうちで雨季にあたる6月を、「水無月(水の無い月)」と記すのは、なぜでしょうか?

本来、「水無月」というのは旧暦の6月(現在の6月下旬から8月上旬)の意味で用いられていた言葉ですが、いずれにしても、雨の多い季節であることに変わりはありません。

そこで、「水無月」の語源を調べてみますと、諸説ある中の一つして、水無月の「無」は、「無い」という意味ではなく、かつて使われていた、連体助詞(名詞を修飾する文節を作る助詞)の「な」である、という解説があります。

つまり、この「な」は、現在の助詞の「の」に相当するもので、水無月の意味としては、「水の月」ということになります。 これで文字通りの意味となり、納得が行きますよね。

 
今年も各地で、梅雨前線の活発化による集中豪雨の発生が見込まれるため、側溝や樋(とい)の清掃など、事前に浸水対策を行っておくことがお勧めです。