気象トピックス・コラム
気象トピック
読書の秋

 

10月27日から11月9日の2週間は、秋の読書週間です。この時期に、「読書の秋」と言われるゆえんは、いったい何なのでしょうか?

 

遠い昔、中国は唐の時代の文人である「韓愈(かんゆ)」が、学問の大切さを読んだ詩の中に「灯火親しむべし」という文章がありました。これは、「秋の夜は涼しさが気持ちよく、灯火(あかり)の下で読書に親しむにはもってこい」という意味です。この一節を、夏目漱石が1908年に小説の「三四郎」で引用したのが「読書の秋」と言われるようになったゆえんと言われています。

 

また、「読書の秋」と呼ばれる理由はもうひとつあります。気温が15度を下回ってくると皮膚が冷たいと感じるようになり、それが脳に刺激を与え、脳の働きを活発にすることです。これらの気温が、ちょうど秋の夜の頃の気温で、読書をするのにちょうど良い気温になるのです。

 

全国各地の11月の21時の気温の平年値を平均した気温をみてみます。

 

札幌   4.4度
仙台   8.9度
新潟   10.2度
東京   13.5度
名古屋  11.7度
大阪   13.3度
福岡   13.3度

 

このように、各地で15度を下回っていました。各地とも、脳の働きが活発になる気温です。とはいっても、札幌や仙台は10度を下回っていて、読書をするのには寒そうですね。
こんなときは、暖かいハーブティを飲みながら、読書をしてみてはいかがでしょうか?

 

たとえば、ペパーミントは、疲れを癒し集中力を高めてくれるにもかかわらず、安眠効果もある不思議はハーブです。また、レモンバーベナも、鎮静効果があり、さわやかな香りが鼻のとおりをよくして頭脳を明晰にしてくれます。

 

こういったハーブティを飲みながら、ちょっとオシャレに「読書の秋」を満喫してみてはいかがでしょうか?