気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】週の後半は日本海側で荒れた天気に警戒

◆天気のポイント【1月4日(月)~1月10日(日)】
・週の前半は太平洋側もすっきりとしない天気
・週の後半は日本海側で再び大雪に警戒
・全国的に厳しい寒さ


週間天気【12月28日(月)~1月3日(日)】

  週の前半は低気圧が日本の南海上を進むため、東日本から西日本の太平洋側は雲が広がりやすく、九州南部や近畿南部などは雨の降る所もあるでしょう。また、日本海に発生する別の低気圧も東に進み、5日(水)ころに北日本を通過する見込みです。北日本の日本海側から北陸は雪が降り、近畿北部から山陰でも雪や雨の降る所があるでしょう。

  週の後半は日本海に再び低気圧が発生し、発達しながら北日本を通過する見込みです。このため、北日本や東日本の日本海側を中心に荒れた天気となる恐れがあります。日本海側は広い範囲で雪や雨が降り、北日本や北陸は9日(土)ころにかけて大雪や暴風雪、高波に警戒が必要です。吹雪により見通しが悪くなるため車の運転はいつも以上に慎重に行って下さい。また、西日本の日本海側も大雪となる恐れがあり、福岡など平地でも雪が積もる可能性があるでしょう。大雪により公共交通機関の乱れや交通障害が発生する恐れもあります。家を出る前に最新の交通情報を確認し、時間に余裕を持って行動するようにして下さい。
  一方、東日本や西日本の太平洋側は、天気が回復して日差しに恵まれる所が多くなります。ただし、8日(金)ころにかけて風の強い状態が続くため、洗濯物を外干しする際は風で飛ばされないように注意して下さい。

  沖縄や奄美は一週間を通して雲に覆われ、雨の降る日が多いでしょう。9日(土)ころにかけて風の強い状態が続き、海上は波が高まるため注意して下さい。

▽最高気温
  週の前半は東日本や西日本はほぼ平年並みの日が多く、10℃を上回る所もあるでしょう。北日本は平年より低く、北海道は真冬日が続く見込みです。 週の後半になると強い寒気が流れ込むため最高気温は一気に下がり、平年より4℃以上も低い所が多くなります。厳しい寒さとなり、東日本や西日本も気温は5℃に届ない所が多いでしょう。十分な寒さ対策を行い、体調管理に注意してお過ごしください。