気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】西日本や東日本は暖かい日が多く、桜の開花の便りも

◆天気のポイント【3月15日(月)~3月21日(日)】
・週の前線は西日本や東日本は暖かいが、北日本は寒さの戻る日も
・週の後半は広い範囲で雨、荒れた天気となる恐れもあるため最新情報の確認を


▽週の前半
西日本や東日本は高気圧に覆われ晴れる日が多いですが、16日(火)は前線が通過するため日本海側で一時雨が降るでしょう。
日中は春本番の暖かさの所が多く、16日(火)は20℃を超える所もある見込みです。広島や福岡、東京では観測史上最も早い桜の開花の発表がありましたが、この暖かさに誘われて桜の開花の便りの届く地域が増えるでしょう。桜の開花は楽しみですが、花粉の飛散は多くなるため花粉症の方は対策を万全にしてください。
一方、北日本では寒さが戻ります。16日(火)に前線の通過で雨の降った後は寒気が流れ込むため、17日(水)は日本海側で雪が降る見込みです。風も強まりより一層寒く感じられるため、体調管理に注意してください。

▽週の後半
西から前線が延びてくるため、天気は下り坂となるでしょう。20日(土)は、前線や前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本の太平洋側ではまとまった雨となる可能性があります。また、21日(日)は低気圧が発達しながら日本海を進むため、北日本や東日本では雨や風が強まり波も高く大荒れとなる恐れがあるため、最新の情報を確認してください。
曇りや雨でもこの時期としては暖かく、気温は平年より高い所が多い見込みです。