気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】秋雨の季節に

◆天気のポイント【9月2日(木)~9月8日(水)】
・曇りや雨の日が多く、期間の初めは大雨に警戒
・厳しい残暑は収まり肌寒く感じる日も、服装選びに注意


週間天気【9月2日(木)~9月8日(水)】

西日本から東北南部は、4日(土)にかけて秋雨前線が本州付近に停滞し雨の降る所が多いでしょう。特に2日(木)は前線上の低気圧が通過する北陸で大雨の所があり、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒してください。5日(日)以降は秋雨前線の活動が弱まり雨のやむ所が多くなりますが、湿った空気の影響で雲が多いでしょう。

北海道や東北北部は秋雨前線の北側の涼しい空気をもつ高気圧に覆われ爽やかに晴れる日が多いですが、8日(水)は前線を伴った低気圧が近付き天気が崩れるでしょう。雨や風の強まる恐れもあるため、外出の際はしっかりとした傘が必要です。

沖縄は、秋雨前線の南側で夏の太平洋高気圧に覆われ晴れる日が続くでしょう。日差しが強いため紫外線対策を万全にしてください。



最高気温は平年並みか平年より低い所が多く、関東や東北などでは25℃に届かない日もあるでしょう。西日本でも猛烈な暑さは収まる見込みです。
また朝晩は北日本や東日本を中心に肌寒く感じられる日が多く、関東も20℃前後まで下がる日が多いでしょう。服装選びに注意をして体調管理を万全にしてください。
北海道では朝晩と日中の気温差も大きいため、一日の中での気温の変化にも注意が必要です。

きょう9月1日(水)は防災の日で、5日(日)までは防災週間でもあります。毎年のように発生している自然災害に備えるために非常用品の点検、避難場所や避難経路などの確認をされてみてはいかがでしょうか。