気象トピックス・コラム
空もよう
【週間】満月の中秋の名月、観られるチャンスは!?

◆天気のポイント【9月20日(月)~9月26日(日)】
・今週は残暑が続く、熱中症対策を忘れずに
・22日は全国的にすっきりしない空もよう


週間天気【9月20日(月)~9月26日(日)】

20日(月・敬老の日)は、高気圧に覆われ全国的に秋晴れが広がります。
21日(火)も晴れ間の届く所が多いですが、日本の東に進む高気圧からの湿った空気が流れ込むため、北日本~西日本の太平洋側は雲が出やすくなります。また日本海から東シナ海にのびる前線が西から近づく見込みです。このため全国的に天気は下り坂となり、22日(水)は北海道~西日本は雲が広がり一時的に雨が降るでしょう。
今年の中秋の名月(21日)は満月ですが、夜は東北の日本海側と北陸の他では雲が多くなるかもしれません。雲のすき間から月が顔を出す可能性はありますので、当日に最新の天気予報を確認してお月見の準備をしましょう。

23日(木・秋分の日)は、北日本や北陸で雨が降る所がある見込みですが、西日本はおおむね晴れて、東日本の太平洋側も雲が多いものの天気の崩れはなさそうです。その後週末にかけては、西日本は日差しに恵まれますが、東日本~北日本はすっきりしない空もようが続く可能性があります。

今週は平年より気温の高い状態が続きます。北日本では東北で25℃を超え、東日本~西日本では30℃を超える日が多く残暑が続きます。気象庁から「高温に関する早期天候情報」が北日本、東日本、西日本の各地に発表されていますので、熱中症対策は忘れないようにしてください。また農作物の管理にも注意が必要です。