気象トピックス・コラム
空もよう
寒波襲来、大雪と寒さに注意

◆この先一週間のポイント
・26日(日)~28日(火)は日本海側を中心に大雪の恐れ、早めの備えを
・週明けは厳しい寒さ、体調管理を万全に


週間予報【12月24日(金)~12月30日(木)】

▽24日(金)
北日本は冬型の気圧配置が続き寒気の影響を受けるため、日本海側を中心に雪が降りホワイトクリスマスとなるでしょう。ただし、北海道ではふぶく所もあるため車の運転などは注意してください。東日本や西日本は晴れる所が多いですが、日本の南海上を北東へ進む低気圧の影響で太平洋側の沿岸部では雨の降る所もあるでしょう。

▽25日(土)~27日(月)
強い冬型の気圧配置となり、上空には非常に強い寒気が流れ込みます。このため、北日本から西日本の日本海側では雪の降る所が多く、平地でも大雪となり風も強まりふぶく恐れがあります。大雪やふぶきによる交通障害に注意してください。太平洋側では晴れる所もありますが、寒気が非常に強いため東海や西日本の太平洋側などにも雪雲が流れ込み、普段雪の少ない地域でも積雪となる所がある見込みです。最新の気象情報を確認して雪への備えを早めに行い、外出をされる方は最新の交通情報も忘れずに確認し、場合によっては予定を変更することも必要です。また、海上では日本海側を中心に大しけとなる恐れがあります。

▽28日(火)~30日(木)
強い冬型の気圧配置は緩みますが、寒気の影響が残る北日本の日本海側や北陸では雪や雨の降る所が多いでしょう。東日本の太平洋側や西日本は風も弱まり穏やかに晴れる所が多く大掃除や年末の帰省などには良い日となりますが、29日(水)は雲が広がりやすい見込みです。

非常に強い寒気の影響で朝は全国的に厳しい冷え込みの日が多くなるでしょう。特に27日(月)の朝は全国的に0℃以下まで気温の下がる所が多くなるため、路面の凍結などに注意が必要です。日中の気温も平年より低い日が多く、北海道では0℃に届かない所が多いため防寒対策を十分に行ってください。東日本や西日本でも26日(日)~28日(火)は1桁の気温の所が多く、厳しい寒さとなるでしょう。冷たい北寄りの風も加わり、体感的にはさらに寒く感じるため、風を通しにくい服装でお出掛けください。
この先一週間は厳しい寒さがやってきます。体調管理に注意をして年末の忙しい時期をお元気にお過ごしください。