気象トピックス・コラム
空もよう
急な強い雨と気温の変化に注意

◆この先一週間のポイント
・7日(土)~8日(日)は北日本、9日(月)は東日本を中心に急な強い雨に注意
・期間の中での気温の変化が大きくなる、体調管理に注意


週間予報【5月6日(金)~5月12日(木)】

4日(水)に平年より6日早く昨年より1日早い梅雨入りとなった沖縄では、この先一週間も曇りや雨の天気が続きます。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になる日もあるでしょう。特に屋外で活動をされる方は、強い雨や落雷などに注意してください。

西日本から北日本は高気圧に覆われ晴れる日もありますが、7日(土)~8日(日)は寒冷前線の通過に伴い北日本では雨の降る所が多いでしょう。長く降り続く雨ではないですが、前線が通過する際は雨脚が強まるため、大型連休終盤でお出かけをされる方は急に降りだす強い雨に注意してください。東日本や西日本は雲が多いながらも晴れ間のでる所が多く、まずまずのお出かけ日和となるでしょう。
大型連休明けの9日(月)は上空に寒気が流れ込むため、東日本を中心に大気の状態が不安定になる見込みです。晴れ間があっても急に強い雨が降りだし、雷雨になる恐れもあるでしょう。空もようの変化に注意してください。
10日(火)は上空の寒気が抜けていくため北日本や東日本を中心に安定した晴天となりますが、11日(水)~12日(木)は西から前線を伴った低気圧が近付くため雲が多くなり、西日本から雨が降りだすでしょう。沿岸部を中心に南寄りの風も強まる見込みです。

期間のはじめの気温は全国的に平年より高く、北日本でも25℃以上の夏日の所もあるため、お出かけの際は暑さ対策が必要です。また日差しも強まっているため、紫外線対策も忘れずに行ってください。期間の中頃は上空に寒気が流れ込み、平年並みか平年より気温が低くなり、東京など関東でも日中は20℃に届かない所が多いでしょう。期間の終わりになると、再び暖かい空気が流れ込むため、気温は平年を上回る所が多くなる見込みです。
この先一週間の気温は、北日本や東日本を中心に期間の中での変化が大きくなります。大型連休も終盤を迎えお出かけの疲れが溜まっている方も多いかもしれませんが、体調を崩されないように十分注意をしながらお元気に大型連休明けをお迎えください。