気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】大晦日から元日は冬の嵐に警戒

 

◆天気のポイント【12月30日(月)~1月4日(土)】
・大晦日から元日は北日本の日本海側や北陸で大荒れ
・2日以降も冬型が続き、北陸から北の日本海側で積雪が増える

 

週間天気【12月30日(月)~1月4日(土)】

▽30日(月)
日本海から前線を伴った低気圧が北日本に近付き、別の前線が本州付近を通過します。このため全国的に雨の降る所が多く、暖かい空気が北日本まで流れ込むため北海道でも雨になる所が多いでしょう。積雪のある所では路面状況の悪化に注意が必要です。
 
▽大晦日(火)~元日(水)
前線を伴った低気圧が発達しながら北海道付近を通過し、冬型の気圧配置が強まります。上空1500m付近には氷点下12度以下の強い寒気が北陸付近まで流れ込むため、北日本の日本海側や北陸では大雪となる見込みです。等圧線の間隔も狭く風も強まるため、交通機関に影響のでる恐れがあります。吹雪で見通しが悪くなりますので、特に車で帰省などされる方は十分注意が必要です。また、平地で雪の目安の寒気(上空1500m付近で氷点下6℃以下)が西日本や東日本まで南下するため、山陰などの平地でも雪の降る所がある見込みです。
晴れる太平洋側の各地も北風が強いでしょう。元日の朝は冷え込みが強まるため、初日の出を見たり初詣に行かれる方は防寒対策を万全にして下さい。
 
▽2日(木)~4日(土)
冬型の気圧配置が続きます。このため北陸から北の日本海側では雪が続き、積雪が増えるでしょう。行楽地や故郷などから車で移動される方が多い時期ですが、路面の状況には十分注意をして運転するようにして下さい。近畿北部や山陰も雲が多いでしょう。太平洋側は冬晴れが続きますが、北風が冷たいため暖かくしてお過ごし下さい。