気象トピックス・コラム
空もよう
【週間】週の半ばまで広い範囲で雨 梅雨寒続く所も

◆天気のポイント【7月13日(月)~7月18日(土)】
・地盤が緩んでいる所もあり、少しの雨でも土砂災害に注意。
・各地で梅雨寒となるが、週の後半は夏の暑さが戻る所も。


週間天気【7月13日(月)~7月18日(土)】

▽北日本
  東北は前線や低気圧の影響で、15日にかけて断続的に雨が降り風が強まります。14日は南部を中心に、急に強まる雨に注意して下さい。東北は16日以降も雲が多いものの、大きな天気の崩れはないでしょう。北海道は高気圧に覆われ、一週間を通して晴れ間が出る見込みです。

▽東日本
  14日は日本海から低気圧が接近します。広い範囲で雨となり、日本海側を中心に雨脚の強まる所があるでしょう。15日の明け方は寒冷前線が通過するため、太平洋側を中心に急に強まる雨や強風に注意して下さい。16日は、梅雨前線が南下し天気は回復に向かいますが、太平洋側は雨の降る所もある見込みです。

▽西日本
  14日は、日本海の低気圧から延びる寒冷前線が通過します。次第に風が強まり、各地で一時的に雨が降るでしょう。記録的な大雨が続き地盤が緩んでいる所もあるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。16日は梅雨前線が一時的に南下しますが、太平洋側を中心に雨が残りすっきりとしない天気が続く見込みです。九州南部の梅雨明けの平年日は7月14日ですが、もうしばらく梅雨空が続きそうです。

▽沖縄・奄美
  太平洋高気圧が張り出し、一週間を通しておおむね晴れるでしょう。ただし、16日ごろからは梅雨前線が南下してくるため、雨の降る所がある見込みです。

▽最高気温
  東北や東日本は15日にかけて、平年より低く25度以下の所が多くなります。16日からはこの時期らしい気温となり、肌寒さは解消するでしょう。西日本は一週間を通して平年より低い状態が続き、平年より4度以上も低くなる所があります。気温にあった服装を選ぶなど、体調管理に気を付けて下さい。