気象トピックス・コラム
空もよう
週末にかけて猛烈な暑さ、熱中症に警戒

◆この先一週間のポイント
・30日(木)にかけて北海道や東北北部は大雨に警戒
・7月3日(日)にかけて猛暑続く、熱中症対策を万全に


週間予報【6月30日(木)~7月6日(水)】

▽週末にかけて
太平洋高気圧の勢力が強まるため、7月3日(日)にかけて九州から東北南部は晴天が続くでしょう。にわか雨や雷雨があるのは、山沿いが中心となる見込みです。強い日差しが照りつけるため、外出をされる方は紫外線対策を万全にしてください。
一方、東北北部や北海道は湿った空気の影響を受けるため、曇りや雨となるでしょう。30日(木)にかけては前線が停滞するため、大雨となる所がある見込みです。6月としては記録的な大雨となり、地盤の緩んでいる所や増水している河川があるため、土砂災害や河川の氾濫などに警戒してください。

気温は各地で平年よりかなり高い状態が続きます。最高気温は西日本から東北南部にかけて30℃を超える日が続き、35℃以上の猛暑日の所も多いでしょう。特に関東や東海などでは、40℃近くまで上がるような体にこたえる危険な暑さとなる所もある見込みです。外出はなるべく避け、室内では適切にエアコンを使用するなど熱中症に警戒してください。また、夜の気温も25℃を下回らない所があるため、夜間の熱中症対策も必要です。

▽週明け以降
太平洋高気圧の勢力がやや弱まるでしょう。日本付近には暖かく湿った空気が流れ込むため、夏空が続かず全国的に雲が広がりやすくなる見込みです。山沿いだけではなく平野部でもにわか雨や雷雨が起きやすくなるため、外出の際は最新の気象情報を確認し、天気の急変に注意してください。

最高気温は30℃前後の所が多くなり、猛烈な暑さは収まるでしょう。ただし、湿度が高く蒸し暑さは続くため、日差しが少なくなっても油断をせずに引き続き熱中症対策を万全にしてお元気にお過ごしください。