気象トピックス・コラム
空もよう
連休後半は行楽日和 6日(月)以降は雨雲広がる


◆この先1週間のポイント
・連休後半は行楽日和 季節外れの暑さ
・6日(月・休)以降は雨雲が広がる
・みずがめ座η(エータ)流星群が見頃に


週間予報【5月4日(土)~10日(金)】

 

3日(金・憲法記念日)は全国的に晴れて行楽日和となっています。4日(土・みどりの日)から5日(日・こどもの日)にかけても、高気圧に覆われて晴れの天気が続くでしょう。

連休中のお出かけは、紫外線対策と熱中症対策が必要です。晴れる日は昼前後を中心に紫外線が強まる予想で、日差しと共に気温も上がるでしょう。4日(土・祝)の予想最高気温は、福島で30度、山形や長野、京都で29度、東京で28度などとなっています。

外でのレジャーや運動の際はなるべく直射日光を避け、こまめな水分補給や休憩を心掛けましょう。また、車で移動する際も車内の温度上昇にお気をつけください。

 

6日(月・振替休日)以降は低気圧や前線の影響で天気が下り坂に向かいます。西から雨の範囲が広がり、7日(火)は東日本や北日本でも雨が降るでしょう。8日(水)から9日(木)も雲が多く、北日本を中心に雨の降る所がある見込みです。10日(金)になると晴れ間が戻るでしょう。

曇りや雨となる6日(月・休)以降は一旦暑さが和らぎ、気温は平年並みか低い日が多くなる見込みです。気温の変化が大きくなるため、体調管理や服装選びにお気をつけください。

 

ゴールデンウィーク後半から週明けにかけては、見頃を迎える天体イベントもあります。毎年見られる主要な流星群の一つ、みずがめ座η(エータ)流星群です。

今年のみずがめ座η流星群は6日(月・休)午前6時頃に極大を迎える見込みで、その前日と当日の夜明け前1時間半ほどが見頃のピークとなるでしょう。1時間に最大で5~10個程度の流れ星が見られる予想です。

みずがめ座η流星群は活発な期間が比較的長いため、3日(金・祝)から8日(水)頃にかけてもこの半分程度の流星が流れると予想されています。晴れる連休中が観測チャンスとなりそうです。