気象トピックス・コラム
空もよう
19日は真夏日予想も その後は天気・気温の変化大


◆この先1週間のポイント
・19日も季節先取りの陽気が続く
・20日・23日頃は雨で気温ダウン
・ゴールデンウィークは平年より晴れの日多い


週間予報【4月19日(土)~25日(金)】

 

18日の日最高気温平年差 (出典:気象庁HP)

 

18日(金)は暖気の影響で全国的に平年を上回る気温となりました。特にフェーン現象の影響を受けた東日本や西日本の日本海側では、初夏を通り越して夏のような暑さになった所もあり、島根県川本では30.5℃と真夏日を観測しています。

季節先取りの暑さは19日(土)も続く見込みで、東北南部~沖縄は広い範囲で最高気温が25℃以上の夏日となるでしょう。熊谷や甲府など内陸部では30℃に達する所も出てくる予想で、季節外れの暑さになりそうです。熱中症には十分ご注意ください。

 

20日(日)は低気圧や前線の影響で天気が崩れ、北日本や東~西日本の日本海側を中心に雨が降りやすくなるでしょう。最高気温は19日(土)と比べると低くなる所が多く、暑さは和らぐ見込みです。

21日(月)になると天気が回復し、関東以西で再び夏日の所が多くなりますが、22日(火)は早くも西から雨の範囲が広がります。23日(水)は全国的に雨が降るでしょう。

24日(木)~25日(金)は西から天気が回復し、次第に日差しの届く所が多くなる見通しです。春らしく短い周期で天気が変わり、気温の変化も大きくなりますので、体調管理や服装選びにお気をつけください。

 

ゴールデンウィーク中も天気は短い周期で変わる予想ですが、帯状の高気圧に覆われやすくなるため、平年に比べて晴れの日が多くなるでしょう。清々しい初夏の陽気を満喫できそうです。

気温の傾向としては、北~西日本で平年並みか高くなる予想で、再び季節先取りの暑さになる可能性もあります。屋外でのレジャーなどを予定されている方もいらっしゃると思いますが、まだ身体が暑さに慣れていない時期ですから、熱中症には十分注意をするようにしてください。