気象トピックス・コラム
空もよう
天気は周期変化、期間の中頃は広い範囲で晴れて暑くなる

 

◆この先一週間のポイント
・10日(土)の初めは西日本や東日本の太平洋側を中心に大雨に注意・警戒
・13日(火)~14日(水)頃は広い範囲で晴れて暑くなる、熱中症に注意

 


週間予報【5月10日(土)~5月16日(金)】

 

 

10日(土)は日本海を低気圧が進み、本州付近を前線が通過する見込みです。西日本は朝まで雨の所が多く、東海や関東も昼頃まで雨が降るでしょう。太平洋側の沿岸部を中心に大雨の所があるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。北日本も広い範囲で雨が降る見込みです。また、全国的に風が強く波も高いでしょう。

 

 

11日(日)も、低気圧の影響で北海道は雨の残る所が多い見込みです。その他の各地も気圧の谷の影響で雲が多く、本州の南の前線が北上してくるため西日本や東日本の太平洋側を中心に次第に雨が降りやすくなるでしょう。お出かけの際は、雨具があると安心です。

 

週明けの12日(月)も気圧の谷の影響で北日本や東日本を中心に雲が多く、前線に近い関東や東海の沿岸部を中心に雨の降る所があるでしょう。

 

13日(火)~14日(水)は、高気圧に覆われ広い範囲で晴れる見込みです。洗濯物の外干しなど日差しを有効に活用してください。また、日差しが強いため、外出の際は紫外線対策が必要です。

 

期間の終わり頃は、前線が近付くため西から天気が下り坂に向かいます。15日(木)は九州や中国地方で雨となり、16日(金)には東日本や北日本でも雨の降りだす所があるでしょう。外出の際は、最新の気象情報を確認してください。

 

沖縄も、10日(土)~11日(日)は前線の影響で大雨の恐れがあります。沖縄の梅雨入りの平年は5月10日頃で、雨の季節が近付いているため、大雨への備えをしてください。

 

 

気温は、平年並みか高い日が多い見込みです。特に、期間の中頃以降の気温は全国的に平年より高い所が多く、13日(火)~14日(水)頃は西日本や東日本の内陸では30℃くらいまで上がる所もあるでしょう。札幌でも、15日(木)には最高気温が25℃以上の夏日になる予想です。まだ体が暑さに慣れていない時期のため、特に屋外で活動をされる方はこめまに水分を補給するなど熱中症に注意が必要です。
また、晴れる日は朝晩と日中の気温差が大きく、週の中での気温の変化も大きくなるでしょう。服装を上手に選び、体調を崩さないようにお過ごしください。