空もよう

◆この先1週間のポイント
・梅雨入りした九州南部は強雨の恐れ
・週明け以降もぐずついた天気
・湿度高く蒸し暑い 熱中症や食中毒に注意
週間予報【5月18日(日)~24日(土)】

気象庁は16日(金)に、九州南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より14日早く、昨年より23日早い雨の季節の到来です。
今年はまだ、沖縄・奄美の梅雨入りの発表がなく、九州南部が全国で最も早く梅雨入りするのは、1951年の統計開始以来、初めてのこととなります。
九州では17日(土)の午前9時までに100mmを超える雨の降っている所があり、九州南部では前線が停滞する19日(月)にかけて大気の不安定な状態が続く見込みです。落雷や突風、急な強い雨にお気をつけください。

20日(火)以降も前線は本州の南に停滞する見込みで、西日本や東日本を中心に雲の多い天気が続くでしょう。北日本も気圧の谷の通過に伴い、20日(火)~21日(水)にかけて雨の降る所がある見通しです。
また、徐々に前線が南下するため、沖縄や奄美は週後半ほど雨が降りやすくなります。沖縄や奄美も、間もなく梅雨の季節を迎えるでしょう。

気温は全国的に平年並みか高い日が多く、湿度が高くなるためムシムシと感じられそうです。また、晴れ間がでると一段と気温が上がる予想で、18日(日)は関東周辺で最高気温が30℃以上の真夏日になる所もある見込みです。
身体がまだ暑さに慣れていない時期ですから、熱中症には十分ご注意ください。また、気温や湿度が上がると、細菌性の食中毒が発生しやすくなります。食材の低温保存を心掛け、調理時には十分な過熱処理を行うようにするなど、食品の衛生管理にもお気をつけください。