空もよう

◆この先一週間のポイント
・14日(土)~15日(日)は西・東日本で大雨の恐れ、土砂災害などに注意・警戒
・週明け以降は晴れ間が広がり真夏のような厳しい暑さ、熱中症対策を万全に
週間予報【5月14日(土)~5月20日(金)】
この先一週間は、期間の初めは曇りや雨の所が多く、西日本や東日本で大雨の恐れがありますが、その後は晴れ間が広がり真夏のような暑さとなる見込みです。

14日(土)~15日(日)は、梅雨前線が西日本から日本海に北上する見込みです。雨の範囲が九州から次第に東北まで広がり、前線に向かって湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では大雨となる恐れがあります。特に、九州ではこれまでの大雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に厳重に警戒してください。
週明けの16日(月)も、湿った空気が流れ込む西日本では大雨の恐れがあるため、最新の情報を確認してください。北日本も気圧の谷の影響で曇りや雨となりますが、他は晴れ間のでる所が多いでしょう。
17日(火)も北日本や九州で雨の残る所がありますが、他は日差しが届く見込みです。
18日(水)以降は、太平洋高気圧の勢力が強まるため広い範囲で晴れ間が広がり、梅雨が明けたような天気になるでしょう。日差しが強いため、紫外線対策を万全にしてください。

前線の北上に伴い暖かい空気が流れ込むため、気温は平年より高い日が多いでしょう。16日(月)以降の最高気温は、西日本や東日本で30℃を超える所が多く真夏のような暑さとなる見込みです。特に、18日(水)~19日(木)は名古屋など35℃以上の猛暑日になる所もあり、厳しい暑さとなる見込みで、札幌でも18日(水)の最高気温は30℃と真夏日になる予想です。また、夜間の気温も高く、西日本や東日本では最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の所もある見込みです。

平年より大幅に気温が高くなる見込みのため、気象庁からは高温に関する早期天候情報が発表されています。西日本から北日本では18日(水)頃から、かなりの高温になることが予想されています。 まだ暑さに慣れていない梅雨の時期に、急に真夏のような厳しい暑さがやってきます。喉が渇く前のこまめな水分補給や屋外での活動では適度に休憩を取り、屋内でも我慢をせずに冷房を使用するなど熱中症に十分注意が必要です。また、夜間の熱中症の危険性も高まるため、就寝前にコップ一杯の水を飲んだり、涼しい環境を作るなどの対策も行うようにしてください。