気象トピックス・コラム
空もよう
夏空が広がる所が多く、厳しい暑さ

 

◆この先一週間のポイント
・沖縄は20日(日)にかけて強風や高波に注意
・23日(水)頃にかけて夏空の広がる所が多いが、山沿いは雷雨に注意
・厳しい暑さが続くため熱中症対策を万全に

 


週間予報【7月19日(土)~7月25日(金)】

 

 

18日(金)3時にフィリピンの東で発生した台風6号は、南シナ海方面へ進む見込みです。日本への直接の影響はありませんが、湿った空気が流れ込む沖縄では雨の降る日が多く、20日(日)にかけて風が強く海上はうねりを伴いしけるでしょう。三連休中に沖縄方面に旅行など予定されている方は注意が必要です。
また、25日(金)頃には別の熱帯擾乱が沖縄の南に近付く可能性がありますが、まだ不確実性が高いため最新の情報を確認してください。

 

 

19日(土)~21日(月・海の日)の三連休は、太平洋高気圧の勢力が強まり西日本から東北は晴れる所が多いでしょう。18日(金)に梅雨明けした関東甲信、北陸、東北南部も夏空が広がる見込みです。お出かけされる方も多いかもしれませんが、日差しが強いため紫外線対策を万全にしてください。午後は山沿いを中心ににわか雨や雷雨があるため、山のレジャーは天気の急変に注意が必要です。
北海道は、前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で大気の不安定な状態が続くため、20日(日)にかけて大雨による災害に注意してください。連休最終日の21日(月・海の日)は、日差しの届く所が多くなるでしょう。

 

連休明けの22日(火)~23日(水)も高気圧に覆われ晴れ間の広がる所が多いですが、24日(木)~25日(金)は高気圧の勢力が弱まるため全国的に雲が広がりやすくなる見込みです。東日本を中心に雨の降る可能性もあるため、最新の気象情報を確認してください。

 

 

この先一週間の気温は、平年より高い状態が続くでしょう。最高気温は西日本や東日本で35℃以上の猛暑日が続く所も多く、暑さが厳しい見込みです。札幌でも気温が30℃を超える日が多く、21日(月・海の日)は35℃近くまで上がるでしょう。三連休に屋外で活動される方も多いかもしれませんが、長時間の活動は控え、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症対策を万全にしてください。また、車で出かける方は、車内の熱中症にも注意が必要です。
22日(火)は二十四節気の大暑で、一年で暑さが最も厳しくなる頃です。睡眠や栄養をしっかり取り、夏バテをしないようにお過ごしください。