気象トピックス・コラム
空もよう
天気は短い周期で変化、連休明けは広い範囲で雨

 

◆この先一週間のポイント
・連休明けは広い範囲で雨、26日(水)頃は北日本を中心に大荒れとなる恐れも
・日中の寒さは和らぐが、朝晩との寒暖差が大きいため服装で調節を

 


週間予報【11月23日(日)~11月29日(土)】

この先一週間は、低気圧が短い周期で通過するため、北日本や北陸、西日本の日本海側を中心に天気が短い周期で変化するでしょう。晴れる日の日差しを有効に活用してください。

 

 

23日(日・勤労感謝の日)も、高気圧に覆われ広い範囲で晴れて行楽日和となりますが、東北の日本海側や関東の一部で雨の降る可能性があります。
連休最終日の24日(月・振替休日)は、高気圧が日本の東へ離れる見込みです。晴れる所もありますが、雲が広がりやすく東北の日本海側や近畿北部、山陰、九州で雨の降りだす所があるでしょう。紅葉が見頃を迎えている所へお出かけされる方は、雨具を用意してください。
25日(火)は、低気圧が日本海へ進み広い範囲で雨となり、沿岸部を中心に風の強まる所もあるでしょう。北海道でも雪ではなく雨になる見込みで、積雪のある所では路面状況の悪化に注意が必要です。また、雨の後は西日本や東日本に黄砂が飛来する可能性もあり、最新の情報を確認してください。
26日(水)は、低気圧が発達しながら日本の東を北東へ進み、大陸の高気圧が西日本に張り出す見込みです。北日本や北陸から山陰は雨の所が多く、北日本を中心に荒れた天気となり大荒れとなる恐れもあります。今後の情報に注意してください。北海道は雪になる所もある見込みです。一方、関東以西の太平洋側は天気が回復し、大体晴れるでしょう。
27日(木)は、高気圧が日本付近を通過し、低気圧が日本海に進む見込みです。雲が広がりやすく西日本の日本海側で雨が降りだし、28日(金)には北陸や北日本に雨の範囲が広がるでしょう。
29日(土)は、高気圧が張り出し西日本や東日本の太平洋側を中心に晴れて行楽日和となりますが、北陸や北日本の日本海側は雨が降り、北海道は雪になる所がある見込みです。

 

 

この先一週間は寒気の影響を受けにくいため、気温は平年並みか高い日が多いでしょう。日中は西日本や東日本で15℃を超える日が多く、24日(月・振替休日)は東京や大阪、福岡で19℃まで上がる予想で暖かくなる見込みです。札幌でも最高気温が10℃を超える日があり、寒さが和らぐでしょう。
日中は比較的過ごしやすい所が多いですが、朝晩は冷えるため一日の中での寒暖差が大きくなる見込みです。紅葉狩りなどにお出かけの際は、調節しやすい服装を選ぶと良いでしょう。
また、インフルエンザも流行っているため、睡眠や栄養をしっかり取り、体調を崩さないようにお過ごしください。