◆この先一週間のポイント
・20日(土)～21日(日)、24日(水)～25日(木)は広い範囲で雨、積雪の多い所では融雪やなだれに注意
・北日本を中心に日ごとの気温の変化が大きいため体調管理に注意

 

週間予報【12月20日(土)～12月26日(金)】

この先一週間は、冬らしくなく周期的に天気が変化し、太平洋側を含めて広い範囲で雨の降る日があるでしょう。北海道でも雨の日があるため、積雪の多い所では融雪やなだれに注意してください。

 

 

20日(土)～21日(日)は、低気圧や前線が通過します。20日(土)は午後を中心に所々で雨が降りだし、21日(日)は広い範囲で雨となり西日本や東日本の太平洋側では雨脚の強まる所もあるでしょう。暖かい空気が流れ込み、北海道でも雨になる所が多いため、積雪の多い所では融雪による浸水や道路の冠水、土砂災害、河川の増水、なだれに注意してください。
週明けの22日(月)は寒気が流れ込み、山陰から北の日本海側で雨となり北日本では雪になる所が多いでしょう。寒気の流れ込みは一時的で、23日(火)は高気圧に覆われ日本海側でも晴れ間が広がりますが、西日本の太平洋側は湿った空気が流れ込み雲が多く雨の降る所もある見込みです。
24日(水)～25日(木)は、低気圧や前線が再び通過します。広い範囲で雨となり、低気圧や前線が通過する際は雨脚の強まる所もあるでしょう。暖かい空気が流れ込み、北海道でも雨になる所が多い見込みです。積雪の多い所では融雪と凍結を繰り返す可能性があり、路面状況の悪化に注意してください。
26日(金)は、低気圧や前線が離れるため太平洋側の天気は回復しますが、日本海側は寒気の影響で雲が多く北日本を中心に雪や雨が降るでしょう。

 

 

20日(土)～21日(日)は暖かい空気が流れ込み、気温は平年を上回る所が多くなるでしょう。最高気温は、西日本で20℃前後まで上がる所もある見込みで季節外れの暖かさとなり、東日本や仙台でも15℃前後まで上がる予想です。札幌でも20日(土)は11℃くらいまで気温が上がる予想で、12月とは思えない体感となるでしょう。週明けの22日(月)～23日(火)は、一時的に寒気が流れ込みこの時期らしい寒さの戻る所が多くなりますが、24日(水)～25日(木)は再び暖かい空気が流れ込み気温は平年を上回る所が多く、札幌でも6℃前後まで上がる予想です。
この先一週間は、北日本を中心に気温の変化が大きくなります。体調管理に注意をし、積雪の多い所ではなだれや融雪などによる災害にもお気をつけください。