気象トピックス・コラム
空もよう
西日本、太平洋側でも大雪の恐れ

 

13日の天気のポイント

強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続いています。北陸から北の日本海側では、引き続き、大雪や風雪、なだれに注意が必要です。また、西日本では、日本海側だけでなく、普段雪の降りにくい太平洋側でも雪の所があり、積雪となる恐れがあります。午後になると、西日本では冬型が緩んでくる見込みです。
 
 

各地の天気

▽北海道・東北
日本海側は雪が続き、大雪や風雪、なだれに注意が必要です。太平洋側は、おおむね晴れますが、所々で雪が降るでしょう。気温は、前日に比べると高いものの、引き続き平年を下回り、厳しい寒さが続くでしょう。防寒対策をしっかりとしてお出かけ下さい。

 

▽関東甲信・東海
おおむね晴れますが、関東北部の山沿いや長野県北部、岐阜県では雪が降る見込みです。気温は、前日とほぼ同じくらいの所が多く、東京都心でも、引き続き朝の気温が氷点下の冬日となる予想で、平年よりも低いでしょう。最高気温は、平年並みの見込みです。空気の乾燥した状態が続いていますので、火の元、火の取り扱いにご注意下さい。

 

▽北陸
雪が続き、雷を伴う所があるでしょう。雪の量が更に増えて、大雪となる所もありますので、引き続き警戒して下さい。気温は、前日と同様に、平年を下回る厳しい寒さが続くでしょう。

 

▽近畿
北部では、昼ごろまでを中心に雪が続き、雷を伴う所があるでしょう。中部や南部では、晴れ間もありますが、雲が広がりやすく、普段雪の積もらない大阪や奈良などでも積雪の恐れがあります。雪の降る時間帯が朝の通勤通学の時間帯のため、交通機関の混乱などが予想されます。タイヤチェーンの準備や、雪仕様の靴の準備などをしておくと安心です。気温は、前日に引き続き平年より低く、厳しい寒さが続くでしょう。

 

▽中国・四国
山陰は、昼ごろまで雪が降り、雷を伴う所があるでしょう。山陽は、山沿いで午前中雪が降りますが、平野部では、午前は曇り、雪の降る所があるものの、午後からは次第に晴れてくる見込みです。四国は、初め曇り、午前は雪の所がありますが、午後は晴れてくるでしょう。強い寒気が流れ込んできているため、各地とも大雪に注意が必要です。気温は平年よりも低く、寒さが続くでしょう。寒さ対策と雪対策をしてお出かけ下さい。

 

▽九州
北部を中心に、午前中に雪が降りますが、午後は冬型が緩むため、晴れ間が戻る見込みです。平野部でも積雪の恐れがあり、山沿いでは大雪の恐れがあります。また、午後は急速に天気が回復し、晴れ間が戻るため、雪の照り返しによる紫外線対策もしておいた方が安心です。気温は、前日と比べると少し高くなりそうですが、平年に比べると低く、寒さは続くでしょう。

 

▽沖縄・奄美
初め寒気の影響を受けて曇りますが、次第に高気圧に覆われて晴れてくる見込みです。気温は平年よりも低く、各地とも20℃以下で、寒さは続く見込みです。

 
 

13日の天気予報

 
 

13日の予想最低・最高気温

 

*次回更新は2月13日11時00分頃を予定しています。