◆天気のポイント【9月24日(木)～30日(水)】
・台風12号は太平洋沖を北上、関東～北日本太平洋側は大雨、強風、高波に警戒を。
・週の後半に向けて天気は回復し、次第に安定した秋晴れへ。

台風12号は、勢力を弱めながら関東沖から三陸沖を北上し、25日(金)ごろに温帯低気圧に変わる見通しです。台風の北側にある秋雨前線の活動が活発になり、関東では24日(木)にかけて、東北の太平洋側は24日(木)～25日(金)、北海道の太平洋側は25日(金)～26日(土)は大雨となる所がありますので警戒して下さい。また、台風や台風から変わった低気圧の通過する太平洋側では、風が強まり波は高くなりますので暴風や高波にも警戒が必要です。

台風が通過したあとには上空の気圧の谷が近付きます。27日(日)～28日(月)にかけては湿った空気が流れ込みやすくなる日本海側で雲が多く雨の降る所もありますが、太平洋側は西日本を中心に晴れる見込みです。気圧の谷が東へ抜ける29日(火)以降は、高気圧に覆われて各地ともおおむね晴れるでしょう。

9月も下旬となり、今週はこの時期らしい気温の日が多くなります。東日本や北日本の太平洋側では台風の通過時と通過後で日々の気温差が大きくなりますので注意が必要です。また秋が深まると朝晩と日中の気温差が大きくなってきます。朝晩の気温は20℃以下となり長袖が必要な肌寒さとなる一方で、日中は25℃を超える所も多く服装選びに工夫が必要です。