気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】週末は全国的に春の陽気に

◆天気のポイント【2月18日(木)~2月24日(水)】
・18日(木)にかけて日本海側では大雪や風雪、高波に十分注意
・気温の変化が大きいため体調管理をしっかりと


▽18日(木)
強い冬型の気圧配置が続きます。上空には強い寒気が流れ込み、日本海側では西日本も含めて雪の続く所が多いでしょう。大雪や吹雪による交通障害、落雷や強風、高波に十分注意してください。太平洋側は晴れる所が多いですが、東海や西日本など所々に雪雲が流れ込み積雪する所もある見込みです。
朝は各地で冷え込みが強く、日中も風が冷たく真冬のような寒さのため防寒対策を万全にしてください。

▽19日(金)~22日(月)
冬型の気圧配置は次第に緩み、日本付近は南から高気圧に覆われます。西日本の各地と東日本の太平洋側は広い範囲で穏やかに晴れますが、北陸や北日本の日本海側では雲が多く雪や雨の降る所もあるでしょう。
暖かい空気が流れ込むため、全国的に気温が上昇します。西日本や東日本では日中は20℃前後まで気温の上がる所が多く季節外れの暖かさとなるでしょう。北海道でも20日(土)は5℃を超える所がある見込みです。雪崩や屋根からの落雪に注意してください。また、花粉の飛びやすくなる条件の一つに気温の上昇があるため、花粉症の方は対策をしっかりしてください。

▽23日(火)~24日(水)
北日本中心の冬型の気圧配置となるため、北陸から北の日本海側では雪の降る所が多いでしょう。西日本の日本海側も雲が広がりやすいですが、太平洋側の各地はおおむね晴れる見込みです。
北日本を中心に寒気が流れ込むため、北海道では日中も0℃に届かず、東北や北陸もこの時期らしい寒さが戻るでしょう。東日本の太平洋側や西日本の気温も、週末までと比べて日中は5℃前後下がる所が多いため体調管理に注意してください。