気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】少しの雨でも土砂災害に警戒

◆天気のポイント【8月19日(木)~8月25日(水)】
・東日本は19日(木)にかけて、西日本は20日(金)にかけて大雨に警戒
・蒸し暑さが戻るため体調管理に注意


本州付近に停滞を続けた前線の影響で西日本や東日本を中心に記録的な大雨となり、土砂災害の危険性が高まっている所があります。

土砂災害の危険度分布(気象庁HPより引用)

この先一週間も、西日本から北日本は前線や湿った空気の影響を受ける日が多いでしょう。晴れ間のでる所もありますが、期間の前半は西日本や東海を中心に、期間の後半は北日本や北陸、西日本の日本海側を中心に雨が降りやすく雨脚の強まる所もある見込みです。特に東日本では19日(木)にかけて、西日本では20日(金)にかけて大雨となる所があるでしょう。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所が多くなっているため、少しの雨でも油断をせずに土砂災害への警戒の継続をしてください。

沖縄は湿った空気の影響で期間の初めは雨が降りますが、その後は太平洋高気圧に覆われ晴れる日が続くでしょう。

先週末から夏とは思えないほど気温の低い状態が続いている所が多いですが、この先一週間の気温は平年並みか平年より高い所が多いでしょう。西日本や東日本では真夏日の所が多く、北日本でも日中は30℃前後まで気温の上がる日もある見込みです。曇りや雨の日でも湿度が高く蒸し暑いため、熱中症対策を忘れずに行い気温の変化で体調を崩さないようにしてお元気にお過ごしください。