気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】厳しい残暑に警戒

◆天気のポイント【8月26日(木)~9月1日(水)】
・西日本や東日本は猛暑日の所も、熱中症対策を万全に
・東日本を中心に天気の急変に注意


週間天気【8月26日(木)~9月1日(水)】

23日(月)の二十四節気の処暑(しょしょ)を過ぎ、暦の上では厳しい暑さが和らいでくる時期になりましたが、この先一週間は残暑が厳しくなるでしょう。最高気温は全国的に平年より高く、特に西日本や東日本では35℃前後まで上がる日が多く猛烈な暑さが続く見込みです。気象庁からは高温に関する情報も発表されているため熱中症に厳重な警戒をしてください。
買い物などの外出は朝晩の比較的涼しい時間帯を選び、日中帯の屋外での活動はなるべく控えるなど対策が必要です。また、喉が渇く前に水分をとり、塩分の補給も忘れずに行ってください。

西日本や東日本は太平洋高気圧に覆われ晴れる日が多いでしょう。強い日差しが照りつけるため、外出の際は紫外線対策を忘れずに行ってください。29日(日)以降は上空の寒気の影響で東日本を中心に天気が急変しやすくなります。晴れていても空が暗くなり急に強い雨が降りだす可能性があるため、屋外でのレジャーや洗濯物の外干しなどは空もようの変化に注意が必要です。
北日本は晴れ間もありますが、太平洋高気圧の縁を回る湿った空気や上空の寒気の影響で雲が広がりやすく雨の降る日もあるでしょう。外出の際は折り畳み傘があると安心です。

これから厳しい残暑の日が続きますが、昼間のセミの声に代わり夜は秋の虫の声が聞こえるようになりました。夜は耳を澄ませて虫たちの美しい演奏会を聴きながらリラックスしてみてはいかがでしょうか。