気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】荒れた天気と寒さに注意

◆天気のポイント【11月21日(日)~11月27日(土)】
・22日(月)は大雨や強風、高波に注意
・23日(火)以降は北海道の日本海側は雪が降りやすく、東北から山陰でも雪の所も
・期間の中頃から寒くなるため体調管理に注意


週間天気【11月21日(日)~11月27日(土)】

▽21日(日)
高気圧が次第に日本の東へ離れ、湿った空気が流れ込みます。晴れる所もありますが、雲が広がりやすくなり東海や関東南部などでは午後を中心に所々で雨が降りだすでしょう。お出掛けをされる方は折り畳み傘があると安心です。

▽22日(月)
低気圧が発達しながら沿海州を北東へ進み、この低気圧から延びる前線が通過します。全国的に雨が降り、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になるため、西日本から北日本の太平洋側を中心に大雨となる所があるでしょう。外出の際は、大きめのしっかりとした傘やレインブーツを用意してください。また風も強まり荒れた天気となり、海上では大しけとなる恐れがあります。最新の気象情報を確認してください。

▽23日(火)~27日(土)
上空に強い寒気が流れ込むため、日本海側では雲が多いでしょう。北海道や東北北部では雪が降りやすく、東北南部から山陰でも標高の高い所では雪になる日がある見込みです。車を運転される方は冬用のタイヤを準備し、慎重な運転を心掛けてください。特に24日(水)頃にかけては等圧線の間隔が狭く風も強まり荒れた天気となる恐れがあります。吹雪による視程障害にも注意してください。
太平洋側の各地は晴れる日が多いですが、風が強めに吹く日は洗濯物が飛ばされないように気を付けましょう。

寒気の影響で週の中頃からは朝の冷え込みが強まるでしょう。就寝の際は暖かい毛布や布団を用意し、風邪をひかないようにしてください。また、日中も冬のような寒さになる日もあるため防寒対策が必要です。風が強めに吹く日は体感温度は気温よりも低くなるため、風を通しにくい服装を選ぶと良いでしょう。
この先一週間は寒さがやってくるため、体調管理に注意をしてお元気にお過ごしください。