気象トピックス・コラム
空もよう
週初めは日本海側を中心に荒れた天気に

◆この先1週間のポイント
・帰京ラッシュや仕事始めは日本海側を中心に荒れた天気の恐れあり。
・太平洋側は乾燥した冬晴れの日が多い、火の取り扱いに注意。


週間予報【1月3日(月)~9日(日)】

今週は北日本中心の冬型の気圧配置となる日が多くなりそうです。このため、北陸から北の日本海側は雪の降る日が続く所が多いでしょう。3日(月)~4日(火)ごろに冬型が強まり荒れた天気となる恐れがあり、帰京ラッシュや仕事始めに大雪や暴風雪に見舞われる可能性があります。交通機関への影響を考慮し余裕を持った行動を心がけ、車の運転は事故のないよう慎重にしてください。4日(火)~5日(水)ごろは強い寒気が西日本まで南下するため、山陰や近畿北部でも雪が降るでしょう。
太平洋側は晴天の日が多く、空気の乾燥した状態が続きます。火の元には十分注意し火事のないよう気をつけましょう。ただし、日本の南の海上を気圧の谷が通過する5日(水)~6日(木)にかけては西日本を中心に所々で雨や雪が降る見込みです。
沖縄は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、雨の降る日もあるでしょう。


5日(水)は二十四節気のひとつ小寒(しょうかん)です。寒さがますます厳しくなるころといわれています。7日(金)は、人日(じんじつ)の節句。七草がゆを頂くことで無病息災を願い、正月に疲れた胃腸を七草の入ったおかゆで癒します。今週はこの時期らしく寒さの厳しい日が続きそうですから、暖かいおかゆで体を温め寒さを乗り切って下さい。