気象トピックス・コラム
空もよう
全国的に寒さ戻る

 

30日の天気のポイント

北日本中心の冬型の気圧配置となります。北海道には真冬並みの寒気が流れ込むため、日本海側を中心に暴風雪に警戒が必要です。また、南海上に前線が延びてくるため、西日本や東日本の太平洋側も所々で雨が降り、全国的に寒さが戻るでしょう。
 
 

各地の天気

▽北海道・東北
北海道は日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。日本海側では暴風雪に警戒が必要で、各地で風が強く、波が高いためご注意下さい。
東北の太平洋側は晴れる所が多いですが、日本海側は雲が多く、青森県では朝から雪が降りふぶく所もあるでしょう。秋田県や山形県も夕方以降は雪や雨が降りだす見込みです。東北も各地で強風や高波に注意して下さい。
朝は北海道を中心に冷え込みが強まり、北見で-9℃、札幌で-5℃まで下がる見込みです。日中の気温も各地で平年より低く、特に北海道では0℃に届かず真冬日となる所が多いでしょう。風も強く寒さが厳しいため、防寒対策を万全にして下さい。

 

▽関東甲信・東海
各地とも曇り空となり、東海は朝晩を中心に雨の降る所が多いでしょう。関東は、千葉県では朝から雨が降り、夕方以降は各地とも雨が降りやすくなる見込みです。長野県北部などを中心に雪になる所もあるでしょう。
朝は各地とも強い冷え込みはない見込みですが、日中は関東を中心に気温の上がり方が鈍いでしょう。日差しがなく、北風が冷たく感じられそうです。

 

▽北陸
気圧の谷や寒気の影響で各地とも曇りで朝晩を中心に雨や雪が降るでしょう。福井県では昼前までは濃い霧で見通しの悪くなる所もあるため、車の運転などはご注意下さい。また、海上では波が高いため注意して下さい。
朝は強い冷え込みはない見込みですが、日中の気温は平年より低い所が多く、北風が冷たく感じられそうです。

 

▽近畿
寒気や湿った空気の影響で各地とも雲が多く、日本海側を中心に雨が降るでしょう。兵庫県や京都府、滋賀県では昼前までは濃い霧で見通しの悪くなる所もあるため、車の運転などは注意が必要です。
朝の冷え込みは各地とも弱いでしょう。日中の気温も平年より高い所が多いですが、日差しがなく北寄りの風が吹くため暖かさは感じられない見込みです。
 

▽中国・四国
各地とも雲が多く、山陰を中心に雨が降りやすいでしょう。朝は雨の降っていない所も、外出の際は折り畳み傘があると安心です。
朝の冷え込みは各地とも弱いでしょう。日中の気温も平年より高い所が多いですが、日差しがなく北寄りの風が吹くため空気は冷たく感じられそうです。
 

▽九州
気圧の谷や湿った空気の影響で午前中を中心に各地で雨が降りますが、午後は次第にやんで九州北部では晴れてくる所もあるでしょう。
朝の冷え込みは各地とも弱く、10℃以上の所が多いでしょう。日中の気温は平年並みの所が多いですが、北寄りの風が吹くため肌寒く感じられそうです。

 

▽沖縄・奄美
沖縄本島地方や大東島地方は晴れますが、先島地方や奄美は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨となるでしょう。また、沖縄の海上では波が高くなる見込みです。
気温は平年より高いでしょう。

 
 

30日の天気予報

 
 

30日の予想最低・最高気温

 

*次回更新は11月30日11時30分頃を予定しています。