気象トピックス・コラム
空もよう
日本海側や西日本で曇りや雨

 

29日の天気のポイント

前線を伴った低気圧が北海道の北を通過する見込みです。前線に向かって暖気が入り気温が上がるため、北海道でも日中は雨になる所もありますが、夜には早くも寒気が流れ込んでくるため、雨は次第に雪に変わるでしょう。東北から南の地方も、寒冷前線の通過に伴い、日本海側を中心に雨が降る見込みです。また、西日本では、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨となる見込みです。

 
 

各地の天気

▽北海道・東北
北海道は、日本海側は日中は雨の所があり、気温も平年より高いですが、寒気の南下に伴って気温がぐっと下がり、次第に雪に変わるでしょう。太平洋側は晴れますが、昼ごろに、所々で雨か雪が降る見込みです。
東北は、前線の通過に伴い、日本海側では、昼ごろまで雨の所がありますが、次第にやんで曇るでしょう。太平洋側はおおむね晴れますが、内陸や山沿いは、昼ごろまで雨か雪の所があるでしょう。最高気温は仙台で16℃など、10℃を超える所が多いですが、夜になると急に寒くなりますので、お帰りが夜になる方は、万全の防寒対策が必要です。

 

▽関東甲信・東海
関東甲信地方は、おおむね晴れますが、寒冷前線の通過に伴い、午後には雲が多くなり、甲信地方では雨か雪の所がある見込みです。気温は平年よりも高く、20℃を超える所もありますが、夜は次第に寒くなりますので、服装選びは慎重にした方がよいでしょう。
東海地方は、静岡県はおおむね晴れますが、その他の各地は、昼ごろに一雨ありそうです。この雨の後には寒気が流れ込んでくるため、曇り空が続き、岐阜県の飛驒地方など、山沿いを中心に夕方以降、雨か雪が降る見込みです。日中の気温は、15℃くらいの所が多くなり、静岡県は20℃くらいまで上がりますが、夜は寒くなるでしょう。

 

▽北陸
午後になると雨は次第にやんできそうですが、寒気の影響で曇り空が続くでしょう。日中の気温は15℃くらいまで上がりますが、夜は寒くなります。日中と夜の気温差が大きいのでご注意下さい。

 

▽近畿
北部は、前線の通過や湿った空気の影響で雨が降りやすいでしょう。中部と南部は、昼すぎまでに一雨あり、その後も曇り空が続く見込みです。日中の気温は、15℃前後の所が多く、20℃近くまで上がる所もある見込みです。

 

▽中国・四国
中国地方は、山陽を中心に日中雨が降り、その後も曇り空が続くでしょう。最高気温は、15℃を超える所が多くなる見込みです。
四国は、瀬戸内側を中心に昼ごろまで雨が降り、その後は曇り空となるでしょう。気温は、各地で15℃を超え、20℃を超える所もあるでしょう。

 

▽九州
全般に曇り、昼間を中心に雨の降る所が多いでしょう。お出かけには、折り畳みの傘があると安心です。気温は各地で15℃を超え、鹿児島では22℃まで上がる予想です。

 

▽沖縄・奄美
奄美は雨が降りますが、沖縄は高気圧に覆われておおむね晴れるでしょう。気温は各地とも25℃を超え、石垣島では29℃と、平年を大きく上回るでしょう。

 
 

29日の天気予報

 
 

29日の予想最高気温

 

*次回更新は11月29日21時00分頃を予定しています。