気象トピックス・コラム
目利き気象予報士
詳細な雨予測、15時間先まで!

 
皆さんは今日や明日雨が降るかどうかをテレビやインターネットなどの天気予報で気にされていると思いますが、実は本当に知りたいのは時間単位の雨の状況ではないでしょうか。
 
そんな時に役に立つ、降水短時間予報って知っていますか?結構便利なので、今回はこの上手な使い方を紹介します。
降水短時間予報は、6時間先までの1時間毎の降水量の分布を、地図上で1km四方の細かさできめ細かく知ることのできるとても便利なものです。テレビやインターネットで発表されている天気予報とは異なり、30分間隔という短い時間間隔で発表されているため、6時間先までの降水の予測を早く知ることができるのです。
降水短時間予報を利用することで、大雨が発生した際の避難や災害対策に役立てたり、日常生活でも屋外作業の計画などに役立てることができます。
 
この便利な降水短時間予報ですが、気象庁のホームページの降水短時間予報のページで確認できる予報が延長され、今日6月20日からなんと15時間先までになります。これにより、避難の難しい夜間のために夕方の時点で翌日の朝までの大雨の時間帯や場所の傾向を知ることができるため、避難や休校といった早めの行動につなげることができるようになったり、朝の時点で夜の雨の様子を確認できるようになるので、外で活動する場合は雨に備えることができるようになるのです。また、見たい地域を自由に拡大・縮小して確認できるようになるなどの改善が行われ、さらに便利になるのです。
 
毎年のように梅雨時は各地で豪雨災害が頻発していますが、この新しい情報を上手に活用することで、夜間の防災上の注意をより具体的にできるようになりますよ。