8日の天気のポイント
西日本や東日本の大雨は峠を超えそうですが、梅雨前線は停滞するため、雨は続く見込みです。少しの雨でも土砂災害が起こる恐れがあります。また、河川の氾濫や土砂災害は、雨がやんだ後にも起こりますので、油断をすることなく、厳重な警戒を続けて下さい。また、北日本では、前線上の低気圧の接近に伴い、雷を伴った激しい雨の降る所がありますので注意をして下さい。
各地の天気
▽北海道・東北
北海道は、朝までは雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。東北は昼ごろまで雨の所がありますが、その後は曇りでしょう。太平洋側では、午後から雨や雷雨がある見込みです。最高気温は前日よりも大幅に高くなりますので、熱中症にご注意下さい。
▽関東甲信・東海
関東甲信は雲が広がりやすく、雨や雷雨の所があるでしょう。東海は、朝まで雷を伴った激しい雨の降る所があります。大雨特別警報が発表された岐阜県を中心に、土砂災害に厳重な警戒を続けて下さい。気温は前日よりも高い所が多く、各地で真夏日になるでしょう。
▽北陸
朝まで、雷を伴った激しい雨の降る所がありますが、次第にやむでしょう。わずか3日間で200mm~300mmの雨がすでに降っている所があり、記録的な大雨になっています。雨がやんでも土砂災害に警戒を続けて下さい。
▽近畿
各地とも曇りや雨で、明け方まで、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。大雨特別警報が発表された京都府や兵庫県では、3日間で400mm~500mmの雨が降った所があります。土砂災害の危険性が極めて高いため、警戒を続けて下さい。
▽中国・四国
雨が降りやすく、雷を伴う所もあり、四国では、昼ごろまで激しく降る所があるでしょう。これまで降った雨で地盤が緩んでいる所が多くなっています。少しの雨でも土砂災害に警戒をして下さい。
▽九州
雨が降りやすく、雷を伴う所もあるでしょう。朝までは激しく降る所もある見込みです。およそ3日間で500mmを超える雨が降った所もあり、少しの雨でも土砂災害が起こる危険があります。引き続き、警戒を続けて下さい。
▽沖縄・奄美
おおむね晴れますが、にわか雨の所があるでしょう。奄美では雷を伴う所もある見込みです。猛烈な台風8号の影響で、波はうねりを伴い、次第に高くなってきます。台風は10日(火)~11日(水)ごろ、沖縄に接近する恐れがありますので、今後の情報に注意をして下さい。
8日の天気予報
8日の予想最低・最高気温
*次回更新は7月8日20時30分頃を予定しています。