気象トピックス・コラム
空もよう
【週 間】暑さ落ち着くも、激しい雨の恐れがあるので注意
 

◆天気のポイント【5月18日(月)~23日(土)】
・西日本や東日本を中心に激しい雨の降る日がありそうなので注意を。
・梅雨入りしている奄美・沖縄も大雨の恐れがある。
・前週のような暑さは落ち着き、気温は平年並みか低めとなる。


 

週間天気【5月18日(月)~23日(土)】

今週は、前線や低気圧の影響で雷を伴った激しい雨の降る所がありますので注意が必要です。

  週の前半は、南の海上に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みます。西日本や東日本の太平洋側で18日(月)~19日(火)にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がでる可能性があるでしょう。今後の情報に注意するとともに、雨に対する備えをしておくと安心です。

  その後は、上空に寒気を伴った低気圧が日本海から近付き、東日本から北日本を中心に天気が崩れます。19日(火)~22日(金)にかけて東北は雨や雷雨の日が多く、北海道や東日本も大気の状態が不安定となります。晴れ間がでていても急に雷が鳴りだし、強い雨が降りだすこともありそうなので最新の情報を確認するようにしておきましょう。

  一方、梅雨入りしている奄美や沖縄は曇りや雨の日が続きます。週の後半の21日(木)~23日(土)には、前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込み、激しい雨や雷雨となり大雨の恐れがありますので注意をして下さい。

  気温は、暑かった前週と比べると平年並みか低めにトーンダウンします。注意が必要なのは、北日本。太平洋側を中心に前週との気温差が大きく、寒いくらいになる日がありますので体調管理をしっかりとして下さい。一方で、西日本は週の半ばごろには清々しく初夏らしい陽気となりそうです。ソーシャルディスタンスを保ちながらの外出を楽しむことができるでしょう。