空もよう
◆週末の天気のポイント
・西日本は次第に雨、九州から梅雨入りか。
・東日本は急に降りだす強い雨や落雷に注意。
・北日本は晴れて暑くなる。
週末の天気
北日本は30日(土)~31日(日)にかけておおむね晴れますが、東北ではにわか雨や雷雨の所がある見込みです。上空に季節外れの暖かい空気が流れ込むため気温が上がり、夏日の所が多くなるでしょう。北海道の太平洋側では真夏日になる所もある見込みです。こまめな水分補給の他、エアコンや扇風機の適切な使用などで熱中症に備えて下さい。東日本は、30日(土)は北陸で晴れますが、関東甲信や東海は上空の寒気や湿った空気の影響で大気の状態が不安定になります。晴れ間がでますが急に降りだす強い雨や落雷、突風やひょうなどに注意をして下さい。31日(日)は太平洋側を中心に雲が広がり、雨の降る所もあるでしょう。この週末は、カバンの中に折り畳みの傘があると安心です。
西日本の天気は下り坂です。30日(土)は晴れている所も次第に曇り、九州では午後から雨の降りだす所があるでしょう。31日(日)は九州や四国を中心に雨が降り、梅雨入りの可能性があります。週明けは本降りの雨となる恐れがありますので雨への備えをするとともに今後の情報に注意をして下さい。
梅雨入りしている沖縄や奄美では、この週末も生憎の曇りや雨が続く見込みです。
5月最後の週末となりました。ことしは新型コロナウイルスの影響により外出自粛となり、清々しい季節を満喫することなく、雨のシーズンを迎えることになりました。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、コロナが終息したわけではありません。これからは、「自然災害」と「感染症」の両方のリスクをふまえた「災害時の避難」について考える必要があります。避難場所を避難所だけに集中するのではなく、分散化させることも大切です。
ハザードマップでお住いの地域の危険個所を改めて確認し、自宅が頑丈な建物の高層階や危険区域でないなど安全が確保されている場合は、自宅にとどまり3密を避けることも手段のひとつ。知人・友人・親戚の家などが安全な場所にある場合はそちらを利用させてもらうのも良いでしょう。避難所に行かれる方は、マスクの着用や咳エチケットなど新たなマナーが必要になってきます。ひとりひとりが「災害」に関して改めて向き合い、新しい避難の仕方を考えていきましょう。