◆天気のポイント【7月15日(木)～7月21日(水)】
・西日本や東日本は16日(金)にかけて急な激しい雨や落雷に注意
・厳しい暑さになるため熱中症対策を万全に

週間天気【7月15日(木)～7月21日(水)】

この先一週間は、太平洋高気圧が次第に勢力を強める見込みです。このため、西日本から北日本は晴れる日が多く強い日差しが照りつけるでしょう。すでに九州や中国、北陸で平年より早く梅雨明けの発表がありましたが、近畿や東海、関東甲信や東北でも晴れる日が多く梅雨明けする可能性があります。
ただし、上空の冷たい空気と下層の湿った空気の影響で西日本や東日本では16日(金)にかけて大気の不安定な状態が続く見込みです。晴れ間があっても天気が急変し、所々で急に雨が降りだすでしょう。激しい雨によるアンダーパスなどの道路の冠水や低い土地の浸水に注意し、落雷や突風にも気を付けてください。

沖縄は期間の初めは高気圧に覆われおおむね晴れますが、17日(土)以降は湿った空気や低気圧の影響を受けるため雨の降る日が多くなる見込みです。

最高気温は平年より高い所が多いでしょう。西日本や東日本では真夏日が続き猛暑日になる所もあり、北海道でも30℃前後まで気温が上がる見込みです。暑さが厳しくなるため、こまめに水分や塩分の補給を心掛け、適切に冷房を使用するなど熱中症対策を万全にしてください。また、西日本や東日本では熱帯夜の所があるため、夜間の熱中症にも注意が必要です。