気象トピックス・コラム
空もよう
厳しい冬の寒さは一段落も、後半は寒さが増してくる

北日本、北陸、関東北部山沿い、近畿北部、山陰では、平年よりもかなりの多くの雪が積もっています。除雪作業には十分注意をしてください。

引用:気象庁HP


◆この先一週間のポイント
・週の後半は冬型の気圧配置に、北陸~北海道の日本海側は雪が降りやすい
・週の中頃まで寒さは少し緩むが、後半に向けて再び冬の寒さ



週間予報【1月24日(月)~1月30日(日)】

24日(月)は、南岸低気圧は次第に日本の東に離れますが、25日(火)~26日(水)は本州の南岸に気圧の谷が残り前線が発生する見込みです。前線上に発生する低気圧と、日本海から北日本を通過する別の低気圧が日本の東に進み、27日(木)に向けて次第に日本付近は冬型の気圧配置となるでしょう。冬型の気圧配置は東日本~北日本を中心に29日(土)にかけて続く見込みです。


日本海側
冬らしい空もようが続きます。曇りの日が多く26日(水)は山陰~近畿北部で雨、北陸は雨か雪、東北の日本海側では雪が降る所があるでしょう。27日(木)には寒気が南下するため、山陰~北陸で雨の所も雪に変わり、週末にかけて北陸~北日本日本海側で雪が降りやすい状態となる見込みです。顕著な大雪の可能性は低いですが、降雪による路面凍結や風雪による視程の悪化などにご注意ください。


太平洋側
24日(月)は東日本~西日本の太平洋側の雨や雪もやみ天気は回復し晴れてくるでしょう。25日(火)は、北日本の太平洋側は晴れる所が多くなりますが、東日本~西日本の太平洋側の晴れは長続きせず、雲が多く関東南部や東海では沿岸部で冷たい雨が降る所もある見込みです。なお一日中降る雨ではありませんので、折り畳み傘が役立ちます。
26日(水)以降は晴れる日が多くなりますが、週末は西日本から天気は下り坂となり広く雨が降りだす可能性があります。

沖縄
引き続き雲が多く雨の降る日もあるでしょう。少ない日差しを活用できるよう、最新の天気予報を確認してみてください。


今週は、週の中頃にかけて厳しい冬の寒さが和らぐ地方が多くなる見込みです。ただし週末にかけて再び寒さが戻りますので、油断をせずに防寒対策をしてください。