気象トピックス・コラム
空もよう
日本海側を中心に荒れた天気、大雪に警戒

◆この先一週間のポイント
・17日(木)にかけて日本海側は大雪に警戒
・18日(金)~19日(土)は太平洋側で雨脚の強まる所も、最新情報の確認を
・21日(月)は北日本を中心に暴風雪の恐れ


週間予報【2月16日(水)~2月22日(火)】

16日(水)~17日(木)は、日本海で低気圧が発達し、上空に強い寒気が流れ込むでしょう。このため、日本海側では広い範囲で雪が降り、北陸や西日本の日本海側を中心に大雪による積雪の急激な増加や交通障害に警戒してください。また、風も強まり荒れた天気となり、海上では大しけとなる恐れがあります。太平洋側は晴れ間がでますが、雲が広がりやすく東北など雪の降る所もあるでしょう。

18日(金)は、日本海側の雪は次第に弱まる所が多くなり、太平洋側では晴れ間もあるでしょう。
19日(土)~20日(日)は本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら東へ進む見込みです。このため、西日本や東日本はまとまった雨となる所が多く、北日本では広い範囲で雪が降るでしょう。太平洋側では降り方の強まる所もあるため、週末にお出掛けを予定されている方は最新の気象情報を確認してください。

21日(月)は、低気圧が千島近海で非常に発達する影響で、北日本を中心に強い風を伴う雪が降るでしょう。吹雪により視程障害が発生する恐れもあるため、車を運転される方は注意してください。近畿北部や山陰も寒気の影響で雪が降りますが、関東から四国の太平洋側や九州は晴れるでしょう。
22日(火)も北陸から北の日本海側を中心に雪が残りますが、西日本や東日本の太平洋側は晴れる所が多い見込みです。

強い寒気の影響で、朝は17日(木)を中心に全国的に冷え込みが強まるでしょう。日中の気温も西日本や東日本を中心に平年より低い日が多く、厳しい寒さとなる見込みです。2月も後半になりますが、この先一週間も真冬の寒さが続きます。体調を崩されないように健康管理に十分注意をしてお元気にお過ごしください。