気象トピックス・コラム
空もよう
週末は荒れた天気に注意

◆この先一週間のポイント
・週末は大雨、強風、高波に注意、北日本では大雪の恐れも
・寒さが戻るため体調管理に注意


週間予報【3月18日(金)~3月24日(木)】

この週末は全国的に荒れた天気に注意が必要です。
18日(金)~19日(土)は前線を伴った低気圧が発達しながら西日本から東日本の太平洋沿岸を進み、九州から東北南部の広い範囲で雨が降るでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になるため、太平洋側を中心に雷を伴う非常に激しい雨が降り、今年一番の大雨となる所もある見込みです。浸水や河川の増水などに注意してください。福島県沖の地震で揺れの強かった所では少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあり、積雪の多い所では雪崩にも気を付けてください。東北北部や北海道も19日(土)には雪の降る所が多くなるでしょう。全国的に風も強まるため、外出の際はしっかりとした傘が必要です。また沿岸部は高波に注意してください。
20日(日)は低気圧が発達しながら千島近海に進み、上空に寒気が流れ込みます。北海道の各地や東北の日本海側では大雪となる恐れがあり、風も強まりふぶくため移動をされる方は最新の気象情報や交通情報に注意が必要です。北陸や近畿北部も雨や雪が降りますが、他は晴れ間の戻る所が多いため日差しを活用してください。

21日(月)は低気圧が離れるため北日本の日本海側の雪は弱まりますが、西から前線が延びてくるため早くも天気は下り坂に向かい九州では雨が降りだすでしょう。22日(火)は日本の南に延びてくる前線上を低気圧が通過するため、西日本や東日本は広い範囲で雨が降る見込みです。23日(水)~24日(木)も前線の影響で西日本や東日本は太平洋側を中心に雲が多いですが、北日本は次第に高気圧に覆われ晴れる所が多くなるでしょう。

ここ数日は全国的に気温が平年より高く西日本や東日本では汗ばむ陽気の所もありましたが、この先一週間は平年並みか平年より低い日が多く寒さが戻るでしょう。これまでの暖かさに慣れた身体にはより寒く感じられるため、服装選びに注意してください。また、日々の気温差や一日の中での寒暖差が大きくなる日もあるため、体調管理に注意をしてお元気にお過ごしください。