気象トピックス・コラム
空もよう
沖縄は大雨に警戒、北日本や東日本も雷雨に注意

◆この先一週間のポイント
・沖縄は3日(金)にかけて大雨に警戒
・北日本や東日本は2日(木)~3日(金)は雷雨に注意
・期間の中での気温の変化が大きいため体調管理に注意


週間予報【6月2日(木)~6月8日(水)】

沖縄では5月31日(火)までの10日間の降水量が平年の5倍に達する所があるほどの大雨となっていますが、この先一週間も沖縄付近に梅雨前線が停滞しやすいため雨の降る日が多いでしょう。特に3日(金)にかけては大気の非常に不安定な状態が続き、激しい雨の降る恐れがあるため土砂災害や浸水、河川の増水に警戒し、落雷や突風にも注意してください。

西日本から北日本にかけては、上空に寒気を伴った気圧の谷の通過に伴い2日(木)~3日(金)は関東から北の地方を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。北日本では雨の降る所が多く、落雷や短い時間に降る激しい雨に注意してください。晴れ間のでる東日本も所々でにわか雨や雷雨があるでしょう。急に降りだす激しい雨に気をつけてください。関東では3日(金)の方がより広い範囲で天気が急変する恐れがあるため、空もようの変化に注意が必要です。

4日(土)は、北日本や北陸は雲が多く北海道など雨の残る所もありますが、東日本の太平洋側や西日本は広い範囲で晴れる見込みです。大気の不安定な状態は解消されるため、洗濯物の外干しや布団干しなどに日差しを活用されるのも良いでしょう。日差しが強いため、お出かけをされる方は紫外線対策を万全にしてください。

5日(日)以降は、日本の南を進む前線上の低気圧や上空の気圧の谷の影響で全国的に雲が多く、西日本や東日本の太平洋側を中心に雨が降りやすくなり雨脚の強まる所もあるでしょう。西日本の太平洋側では降水量が多くなる可能性があるため、最新の情報に注意してください。

気温は期間の初めは平年より高い所が多く、東海から西では日中は30℃前後まで上がる所もあるでしょう。カラッとした暑さではありますが、特に屋外で活動をされる方は暑さ対策を万全にしてください。期間の中頃以降の気温は平年より低くなる所が多く、関東でも日中は20℃に届かない日があり空気がヒンヤリするでしょう。期間の中での気温の変化が大きくなるため、服装を上手に選び体調管理に注意してください。