気象トピックス・コラム
空もよう
猛暑復活!北日本日本海側は大雨に注意

◆この先一週間のポイント
・週明け以降は北日本日本側中心に雨量が多くなるおそれ
・週明けから猛暑が戻る。熱中症の危険度が高まるため積極的な対策の継続を


週間予報【8月4日(木)~8月10日(水)】

▽概況
東北などで記録的な大雨をもたらした低気圧は日本の東に離れ、前線は東日本の南岸まで南下します。太平洋高気圧は、週末にかけて本州付近への張り出しがいったん弱まりますが、週明けから再び西日本~東日本に張り出してきます。このため高気圧の縁辺をまわる暖かく非常に湿った空気の流れ込みが強まる見込みで、大気の状態が不安定になり、また気温の高い状態が続きやすくなります。

▽北日本
湿った空気の流れ込みが続くため、雲が広がりやすく雨が降る日が多くなるでしょう。特に週明け以降は雨が強まる日もあり、日本海側を中心に降雨量が多くなるおそれもあるため、最新の天気予報や気象情報の確認が必要です。また南寄りの風もやや強く吹きやすくなります。
気温は、7日(日)頃まで平年並みですが、以降は30℃前後まで上がる地域も多く暑さが厳しくなります。

▽東日本~西日本
4日(木)は東日本太平洋側を中心に雨が降りやすく、雨が強まる所もあるでしょう。週末は西日本で夏の日差しが多くなりますが、東日本は雲が多く所々で雨も降る見込みです。海や山など夏のレジャーにお出かけの方は、スマートフォンのアプリで雨雲の発生状況を確認するなどして、天気の急変に備えてください。
週明けからは晴れる地域が多く、山地を中心に雷雲が発生する日も続くため、にわか雨や雷雨など天気の急変に注意が必要です。
気温は、35℃を超えて猛暑が戻り熱帯夜が続く地域もあるでしょう。熱中症の危険度が高くなるため、のどが渇く前の水分補給、塩分やミネラルの補給、エアコンを使用し、暑い時間帯の外出を控えるなど積極的な対策を心がけてください。

▽沖縄

太平洋高気圧に覆われ夏空が広がります。
非常に強い日差しも手伝い、日中の気温は33℃前後まで上がり、夜も厳しい暑さが続くでしょう。昼夜問わず熱中症対策の継続が必要です。
週明け以降はやや波の高い状態が続く可能性があるため、海のレジャーなどはご注意ください。