◆この先1週間のポイント
・週末にかけて晴れる所が多い
・ハロウィーンは北～東日本で秋晴れ
・台風22号が発生、今後の動向に注意

週間予報【10月28日(金)～11月3日(木)】

10月最後の週末は高気圧に覆われ、秋晴れの所が多くなるでしょう。ハロウィーンも日差しの届く所が多くなる見込みです。一方、11月初めは前線や台風の影響で沖縄・奄美を中心に雨量が多くなる可能性があります。

27日(木)は高気圧に覆われ晴れた所が多く、朝は冷え込みが強まりました。最低気温は北海道陸別町で-7.0℃、岩手県盛岡市で-0.6℃、東京都心でも8.5℃を観測するなど、今季の最低気温を更新した地点もありました。福島や宇都宮では、平年より10日以上早く初霜を観測しています。

関東から西の地域は30日(日)にかけても秋晴れが続く見込みで、朝は放射冷却現象による冷え込みが強まるでしょう。一方、最高気温は20℃を超える所が多く、寒暖差の大きい状態が続く見込みです。

北日本には上空に寒気を伴う低気圧が近づくため、29日(土)頃にかけて大気の不安定な状態が続くでしょう。北日本の日本海側や北陸では雨が降りやすく、落雷や突風にも注意が必要です。30日(日)になると北日本の天気も回復し、広い範囲で晴れる見込みです。

31日(月)のハロウィーンは北日本や東日本中心に秋晴れとなるでしょう。一方、西日本は天気がゆっくり下り坂で、初め日の差す所も次第に雲が広がり、遅い時間ほど雨が降りやすくなる見込みです。

ハロウィーンのイベントなどで外出される方もいるかもしれませんが、西日本では雨具を持って出かけると安心でしょう。また、日中は過ごしやすい所も夜にはグッと冷え込みます。仮装をされる方は暖かい服装を選んだり、上着やカイロなどを準備したりしておくと良さそうです。

11月初めは前線や台風22号からの湿った空気の影響を受け、沖縄・奄美を中心に雨量が多くなる恐れがあります。西日本から北日本も広く雨となり、太平洋側中心に雨脚が強まるかもしれません。

台風22号は予報円が非常に大きく、まだ進路が定まっていない状況です。太平洋高気圧の勢力や偏西風の位置によって予報が変わる可能性がありますので、今後も最新の情報をご確認ください。