気象トピックス・コラム
空もよう
週末は日本海側で雨、気温変化が大きな一週間に

 

◆この先一週間のポイント
・週末は日本海側を中心に雨、関東以西の太平洋側はまずまずのお出掛け日和
・期間の中での気温の変化が大きくなる、体調管理に注意


週間予報【10月22日(土)~10月28日(金)】

この週末は前線が北日本を通過する影響で、北日本や北陸から山陰では雨の降る所が多いでしょう。雨脚が強まったり雷を伴う所もあるため、お出掛けをされる方は空模様の変化に注意が必要です。
一方、東日本や西日本の太平洋側では雲が多いながらも晴れ間のでる所が多く、まずまずのお出掛け日和となるでしょう。

週明けの24日(月)は、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込みます。山陰から北の日本海側を中心に曇りや雨の天気となり、北海道や東北北部の標高の高い所では雪になる所もあるでしょう。峠道などで車を運転される方は、路面状況の変化に十分注意をしてください。

東日本の太平洋側でも25日(火)~26日(水)は、上空の気圧の谷の影響で雨が降りやすくなるでしょう。東日本の南を進む低気圧の動向によっては、伊豆諸島や関東の沿岸部では大しけとなる恐れもあるため、最新の情報に注意してください。

週間アンサンブル予想図(気象庁の資料を加工)

27日(木)~28日(金)は、大陸の高気圧が北日本に進んできます。晴れ間のでる所が多いですが、高気圧が北に偏り湿った空気の影響を受けやすくなるため、太平洋側の地方を中心にやや雲が広がりやすいでしょう。

週末は暖かい空気が流れ込むため気温は平年より高い所が多く、西日本では日中は25℃を超える所もあり半袖でも過ごせるでしょう。 ただし、週明けは冷たい空気に入れ替わるため全国的に気温が低くなり、西日本や東日本でも朝は10℃前後まで気温の下がる所もある見込みです。25日(火)の東京は日中も15℃ぐらいまでしか気温が上がらず、冷たい雨や風でより一層肌寒く感じられるでしょう。
この先一週間は、期間の中での気温の変化が大きくなります。見頃を迎えているところへ紅葉を見に行かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、日々の気温の変化に合わせた服装を選び、体調管理に注意をしてお出掛けください。