気象トピックス・コラム
空もよう
週末にかけて曇りや雨のすっきりしない天気に

 

◆この先一週間のポイント
・週末にかけて曇りや雨、雨脚の強まる所も
・気温の変化が大きくなるため服装選びに注意

 

週間予報【3月22日(水)~3月28日(火)】

 

予想天気図(23日~28日)
この先一週間は、週末の26日(日)にかけて前線が本州付近に停滞します。このため、西日本や東日本を中心に曇りや雨の日が多く、梅雨のようなすっきりしない天気となるでしょう。特に、前線上の低気圧が通過する23日(木)や25日(土)~26日(日)は、雨脚の強まる所があり、沿岸部を中心に風も強まる見込みです。外出の際は、しっかりとした傘があると良いでしょう。週明けの27日(月)~28日(火)は、前線が次第に南下し、日本海に中心をもつ高気圧に覆われるため、日本海側を中心に晴れ間が戻る見込みです。久しぶりの日差しを洗濯物の外干しや布団干しなどに有効に活用してください。
今年はすでに桜が開花している所も多く、早い所ではまもなく満開を迎える見込みです。お花見の計画を立てている方は、最新の気象情報を確認してお出かけください。

 

気温は24日(金)にかけて平年より高く、西日本や東日本では日中は25℃近くまで上がる所もあり、曇りや雨でも季節外れの暖かさが続くでしょう。北海道でも15℃前後まで気温の上がる所があり、5月並みの暖かさとなる見込みです。この暖かさでまだ桜が開花していない所でも、続々と開花発表があるでしょう。
週末の25日(土)~26日(日)は、ほぼ平年並みの気温に戻る所が多い見込みです。極端な寒さではないですが、気温の高い状態が続いていたことでより一層ヒンヤリと感じられるため、お出掛けの際は服装選びに気をつけてください。
週明け以降は、特に北日本で気温が平年よりかなり高くなる見込みで、気象庁からは高温に関する注意を呼びかける早期天候情報が発表されています。農作物の管理の他、雪崩や屋根からの落雪、急な雪解けに十分注意をしてください。

 

高温に関する早期天候情報(20日気象庁発表)