空もよう 2023年6月9日 梅雨前線と台風3号の動向に注意 ◆この先一週間のポイント ・13日(火)頃は、台風の影響で伊豆諸島や小笠原諸島は大荒れ ・14日(水)以降は、梅雨前線が停滞する沖縄で降水量が多くなる 週間予報【6月10日(土)~6月16日(金)】 強い台風3号は9日12時現在、フィリピンの東の海上を北北西にゆっくりと進んでいます。台風は北上を続け、次第に進路を北北東に変えながら11日(日)~12日(月)頃に大東島地方に接近する可能性があります。大東島地方の海上ではうねりを伴いしけるでしょう。 その後、台風は北東に進む見込みで、13日(火)頃は伊豆諸島や小笠原諸島では大荒れや大しけとなる恐れがあるため、最新の台風情報に注意してください。 本州付近への台風の直接的な影響はない見込みですが、梅雨前線が日本の南に停滞するため、10日(土)~13日(火)頃は西日本や東日本の太平洋側を中心に雲が多く雨が降りやすいでしょう。特に週明けの12日(月)~13日(火)は、台風の北上に伴い梅雨前線の活動が活発となり、東日本の太平洋側では強い雨の降る可能性もあるため、最新の気象情報を確認してください。 北日本も、気圧の谷の影響で10日(土)と13日(火)頃は、雨の降る所があるでしょう。 予想天気図(11日~16日) 14日(水)~16日(金)頃は、梅雨前線がやや南下するため、雲が多いながらも晴れ間のでる所が多くなるでしょう。梅雨の貴重な日差しを、洗濯物の外干しや布団干しなどに有効活用してください。日差しが強いため、外出の際は紫外線対策が必要です。 一方、沖縄では梅雨前線が停滞するため梅雨空が続き、前線の活動が活発となり降水量が多くなる可能性があります。最新の情報に注意をしてください。 気温は、平年並みか平年より高い所が多いでしょう。曇りや雨でも湿度が高く蒸し暑い日が多く、熱中症の危険性が高まるため注意してください。14日(水)以降は、30℃くらいまで気温の上がる所も多く、日差しもあるためより一層暑く感じられる見込みです。こまめに水分を補給するなど、体調を崩さないようにしてください。 また、湿度が高いと食中毒なども発生しやすくなるため、食品の管理にも注意が必要です。 text : 村田 « 前の投稿 次の投稿 »