気象トピックス・コラム
空もよう
日本海側中心に大雨警戒、週末以降は危険な暑さに

◆この先1週間のポイント
・14日(金)にかけて北陸や東海は大雨の恐れ
・15日(土)~16日(日)は東北日本海側も大雨警戒
・週末以降は40℃近い危険な暑さの所も


週間予報【7月14日(金)~7月20日(木)】

 

3時間降水量の日最大値(13日10時50分現在 出典:気象庁)

活発な梅雨前線の影響で、日本海側を中心に大雨となっています。

12日(水)の夜は石川県と富山県で相次いで線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続きました。石川県や富山県では、3時間で100~150mm近い雨が降り、観測史上1位の記録を更新する大雨となった地点もあります。

また、13日(木)の朝には鳥取県でも1時間に約90mmの猛烈な雨が降ったと見られ、記録的短時間大雨情報が発表されました。日本海側を中心に、大気の状態が非常に不安定となっています。

週間アンサンブル予報図(出典:気象庁、筆者加工)

山陰や九州北部は13日(木)の夜にかけて、北陸や東海では14日(金)にかけて大雨となる恐れがあります。引き続き、土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒をしてください。

また、15日(土)以降は更に前線が北上する見通しで、15日(土)~16日(日)にかけて、東北の日本海側を中心に警報級の大雨となる恐れがあります。東北の日本海側では、数日間で7月1か月分の雨量を超えるような大雨となる予測も出ており、危険な状況になることが想定される場合には、早め早めの安全確保が必要です。

一方で、西日本や東日本は15日(土)以降晴れ間が戻り、いよいよ梅雨明けとなるかもしれません。夕立のようにザっと雨の降る可能性はありますが、今度は強い日差しと猛烈な暑さに警戒が必要となるでしょう。

最高気温は15日(土)以降、関東以西で35℃前後まで上がる予想です。特に、海の日の17日(月・祝)前後が暑さのピークとなる見通しで、17日(月)は名古屋で39℃、東京で38℃と体温を超える危険な暑さとなりそうです。内陸部では更に気温が高くなる恐れもあり、災害級の暑さとなるでしょう。

夜間の気温も下がりにくく、連日25℃以上の熱帯夜が続く見込みです。寝苦しい夜が続くと疲れが取れにくくなり、熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。昼夜問わず、必要に応じて適宜エアコンを使用し、喉が渇いていなくても意識的に水分・塩分をとるようにするなど、万全の熱中症対策をお願いします。