気象トピックス・コラム
空もよう
敬老の日は北海道や九州北部で大雨の恐れ

 

◆この先一週間のポイント
・18日(月・敬老の日)は北海道や九州北部で大雨に警戒
・蒸し暑い日が多いが、21日(木)以降は厳しい残暑は多少和らぐ

 

週間予報【9月16日(土)~9月22日(金)】

 

予想天気図(9月17日~22日)
16日(土)~17日(日)は、秋雨前線の影響を受ける東北では雨が降りやすいでしょう。その他の地方は晴れ間のでる所が多いですが、山沿いを中心に所々でにわか雨や雷雨がある見込みです。お出かけの際は、天気の急変に注意してください。

三連休最終日の18日(月・敬老の日)も晴れ間のでる所が多いですが、秋雨前線上の低気圧が通過する北海道や、湿った空気の影響を受ける九州北部では大雨となる恐れがあります。土砂災害や浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

三連休明けの19日(火)も西日本や東日本は晴れ間がでますが、北日本は秋雨前線の影響で曇りや雨でしょう。この秋雨前線は、来週の後半になると西日本や東日本の太平洋側まで南下して停滞する見込みです。このため、20日(水)以降は西日本や東日本でも広い範囲で雨が降り、前線が通過する際は雨脚の強まる所もあるでしょう。


前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、この先一週間も20日(水)頃にかけては西日本や東日本を中心に日中の気温は30℃を超える所も多いでしょう。朝晩は多少しのぎやすい日もありますが、日中はまだ蒸し暑いため、熱中症対策が必要です。21日(木)以降になると、前線の南下に伴い西日本や東日本でも30℃に届かない所が出てくる見込みで、厳しい残暑は多少和らいでくるでしょう。
暑さ寒さも彼岸までと言われているように、20日(水)の彼岸の入り以降は少し季節の歩みを感じることができそうですが、引き続き体調管理には注意をしてお元気にお過ごしください。