気象トピックス・コラム
空もよう
23日は秋分の日 朝晩は秋の涼しさに

◆この先1週間のポイント
・週末は全国的に秋晴れ
・来週は次第に雲が増え、雨の所も
・昼間は暑いが、朝晩は秋の涼しさ


週間予報【9月23日(土)~9月29日(金)】

 

23日(土)は二十四節気の秋分です。昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に「秋の夜長」が始まります。今年は厳しい残暑が続いていますが、朝晩は次第に涼しくなってくる見込みで、季節の進みを実感できそうです。

週間アンサンブル予報図(出典:気象庁、筆者加工)

 

週末は移動性高気圧に覆われ、広い範囲で晴れるでしょう。関東や九州南部では、23日(土)は雨が降りやすくなりますが、24日(日)になると天気が回復する見込みです。移動性高気圧が秋のカラッとした空気を持ち込むため、比較的過ごしやすくなるでしょう。

25日(月)も北~東日本を中心に晴れますが、西日本は次第に雲が広がる見込みです。26日(火)は全国的に雲に覆われ、27日(水)は東北周辺で雨が降りやすくなるでしょう。28日(木)以降もスッキリしない天気となり、雨の降る所もありそうです。

 

最高気温は引き続き平年より高い状態が続きますが、週末は湿度が低くなるため、しのぎやすい暑さとなるでしょう。ただ、その先は再び蒸し暑さが戻る予想となっています。

最低気温は北日本で15℃前後の予想で、10℃を下回る所も出てくるでしょう。東日本も内陸部を中心に20℃を下回り涼しく感じられそうです。

 

20℃を下回ると、上着が欲しいくらいの体感となってきます。昼間は半袖で過ごせる陽気となりますが、朝晩は羽織る物を一枚用意しておくなど、服装で上手に調節をなさってください。また、15℃を下回る北日本は、コートの出番となるでしょう。

昼間の暑さは続きますが、季節は順調に先へと進んでいきそうです。次第に寒暖差の大きい季節となってきますので、体調管理や服装選びに十分お気をつけください。