気象トピックス・コラム
空もよう
三連休後半は広い範囲で傘の出番に

 

◆この先一週間のポイント
・8日(日)~9日(月・スポーツの日)は西日本や東日本の太平洋側で大雨の可能性も
・気温の変化が大きいため体調管理に注意

 

週間予報【10月7日(土)~10月13日(金)】

 

日最大瞬間風速(6日14時現在 出典:気象庁HP)

低気圧が発達し西高東低の気圧配置が強まったため、6日(金)は北日本を中心に風が強まって秋の嵐となり、北海道のせたなで30.4m/s、秋田県の八森で29.0m/sの最大瞬間風速を観測するなど、10月の1位の値を記録する暴風となった地点もあります。


三連休初日の7日(土)も、西高東低の気圧配置が続く北日本は日本海側を中心に雨が降りやすく雷を伴う所があり、風の強い状態が続くため注意が必要です。東日本は晴れてお出かけ日和の所が多いですが、西日本は雲が広がりやすく、夜は前線が近付く九州で雨の降る所もあるでしょう。

8日(日)~連休最終日の9日(月・スポーツの日)は、前線上に発生する低気圧が西日本や東日本の南岸を進むでしょう。西日本や東日本は広い範囲で傘の出番となり、8日(日)に晴れる北日本も9日(月・スポーツの日)は天気が崩れる見込みです。西日本や東日本の太平洋側では大雨となる可能性もあるため、連休を利用して旅行などされる方は最新の情報を確認してください。

連休明けの10日(火)は、再び一時的に西高東低の気圧配置となるため北陸や北日本で雨が降りますが、東日本の太平洋側や西日本は晴れ間のでる所が多いでしょう。

11日(水)~12日(木)は移動性高気圧に覆われ晴れる所が多いですが、13日(金)は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、東日本を中心に雨の降る所もある見込みです。


この先一週間は、気温の変化が大きいでしょう。日中の気温は、西日本や東日本で25℃を超える日もあり、晴れると比較的カラッとした暑さになりますが、8日(日)~9日(月・スポーツの日)は気温が上がりにくく西日本や東日本でも20℃前後までしか上がらない所もある見込みです。冷たい雨で気温よりさらにヒンヤリと感じられるため、服装選びに注意してください。また、晴れる日は朝晩と日中の気温差も大きくなるでしょう。
期間の中や一日の中での寒暖差で体調を崩さないように、気をつけてお過ごしください。